10年 4月18日

「信仰は方便か」
マタイの福音書５章33〜37節

神さまが私たちに求めておられることは、誠実に生きることです。
キリストは、私たちキリスト者が、この世においても、単純に、誠実に、
人間らしく生きることを求めておらます。宗教臭いことを並べ立てるよりは、
日常生活の中で、誠実に生きなさい、と仰せておられるのです。
ところで、世間の人々は、自分はウソをついていても、キリスト者はウソを
言わないと信じ、また、そう期待しております。だから、もし、
私たちが約束を実行できないと、激しく非難して来ます。
ワリが悪いと悲観することはありません。それほど、世間の人々は、私たち
キリスト者に一目置き、キリスト者はウソはつかないもの、と期待しているのです。
マタイの福音書５章３７節のみことばによって、キリストは『はい』とならせることが
出来ることには、『はい』と言いなさい。実際に、『はい』とならせることが出来ないことには、
『いいえ』と言いなさい。『はい。』は『はい。』、『いいえ。』は『いいえ。』と言う。このことが、
神さまを指して誓わなくても、誠実に、なされなくてはならない、ということを、
キリストが教えておられるのです。
（S.G）

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