牧師による
礼拝500字メッセージ

2013年2月10日
『歴史に基づく信仰』
申命記16章1〜8節

出エジプト記12章に詳しく記されているように、イスラエルの神、
主が彼らをエジプトの国、奴隷の家から連れ出して下さったのです。
だから、この神の恵みの日を記念し、この歴史的事実に基づいて
過越の祭りを守りなさいと言われているのです。
イエスさまが十二人の弟子たちと共に最後の晩餐をなさったのは、
マルコの福音書14章12節にありますように、「種なしパンの祝いの第一日」
すなわち「過越の小羊をほふる日」のことでした。
そして、イエスさまは、ご自分が新しい契約の時代、すなわち、
新約時代の「過越の小羊」であることを、弟子たちに教えて下さいました。
今も、私たちは、聖餐式を守り行っています。それは、この歴史の中で、
新しい契約の時代の過越の小羊として、キリストがご自身のいのちを
あの十字架の上でささげて下さったからです。
(→ヨハネの手紙 第一 4章9〜10節)
健全な信仰は、健全な歴史認識に基づいています。
歪められた歴史認識からは健全な信仰は生まれてきません。
歴史を無視し、歴史から学ばない生き方には、進歩は伴いません。
神さまは真実な御方です。聖書が示している歴史は、旧約聖書の歴史も
新約聖書の歴史も、一貫して神さまの愛と真実を証しています。
(S.G)

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