牧師による
礼拝500字メッセージ

2013年 1月13日
「恵みに感謝して」
申命記14章22〜26節

旧約聖書には,収入の十分の一は神さまのものであるから,
これを神さまにささげなさい,というご命令が書き記されています。
これがいわゆる「第一の十分の一」です。そして申命記のこの箇所は、
七年周期の第一年,第二年,第四年,第五年には,第一の十分の一を
神のものとしてレビ人に差し出すだけでなく,第二の十分の一を
エルサレムに持って行き,主の前でそれを食べ,家族とともに喜ぶように
命じられていました。家族と共有する時間を持ち,家族と共に
美味しいものを食べ,大いに喜び,楽しむときを持ちなさい,という教えです。
また七年周期の第三年と第六年には,第二の十分の一は
エルサレムには持って行かないで,自分の町にいるレビ人や
在留異国人,みなしご,やもめに与えられました。
この第二の十分の一は,ユダヤ教の聖書注解書ミッシュナーの中で
「貧しい人たちへの十分の一」とも呼ばれていたものです。
イエスさまは「受けるよりも与えるほうが幸いである。」
(→使徒の働き 20章35節)と言われました。
そしてこれを行なおうとする動機と行なう力は愛です。
” キリストの愛が私たちを取り囲んでいるからです。”
(→コリント人への手紙 第二 5章14節前半)
(S.G)

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