牧師による
礼拝500字メッセージ

2013年 4月14日
『永遠の都を待ち望む』
申命記16章13〜15節

仮庵の祭とは、イスラエルの先祖の民たちがエジプトから脱出して荒野を放浪
したとき、不自由な仮の住いすなわち仮庵で生活したことを偲ぶためのお祭りです。
それはまず第一に、主がイスラエルの民たちをエジプトから救い出して
下さったことを喜び、感謝するお祭りでありました。(→レビ記23章42~43節)
第二に、それはイスラエルに苦難の時代があったことを思い起こさせる祭りでした。
この苦しい放浪生活の中でイスラエルの民たちは、より具体的に神さまの
ご真実を厳しく学び、神さまのご愛を身にしみて味わい知ることが出来ました。
(→詩篇119篇67、71節)
仮庵の祭は、また、現在、与えられている恵みを大いに感謝するお祭りです。
(→申命記 16章15節c)
第三にこの仮庵の祭は、私たちにこの世の終わりのときに実現される神の
お約束の実現を待ち望ませるものなのです。私たちは、所詮、この地上にあっては
旅人であり、寄留者です。結局のところ、この地上には永遠の都はありません。
仮庵の祭は、神さまが私たちのために用意して下さっている永遠の都を
待ち望んで生きるべきことをも教え示していたのです。
(S.G)

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