今日のできごと


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2017/9/6(水)



目を覚ましていなさい

 1.イエス・キリストの再臨に備えて目覚めていること

 イエス・キリストは、やがて再臨されます。
 この地に来られるのです。
 それが、いつなのかは誰にもわかりません。

 だから、目を覚ましていなさい。
 いつの日、自分の主が帰って来られるのか、
 あなたがたには分からないからである。
 マタイによる福音書 24章42節

 私たちは、いつイエス・キリストが来られてもよいように
 目を覚まして、待っている必要があります。
 夜寝ないでということではなく、神に対していつも目覚めているのです。

 テレビや新聞のニュースを、いつも見ているというのではなく、
 聖書から神の言葉を聞いて、神に祈り、神と共に生きてゆく
 そのような毎日を送っているべきなのです。

 2.見えない方に対して目覚めていること

 目に見えるものだけを見て、生きるのではなく、
 見えない神にこそ、目を注ぐのです。
 そして神に対していつも目覚めて、生きるのです。

 わたしたちは見えるものではなく、
 見えないものに目を注ぎます。
 見えるものは過ぎ去りますが、
 見えないものは永遠に存続するからです。
 コリントの信徒への手紙二 4章18節

 3.「目を覚ましている」=「祈っている」ということ

 神に対して目を覚ますというのは、祈っていることに他なりません。

 誘惑に陥らぬよう、
 目を覚まして祈っていなさい。
 心は燃えても、肉体は弱い。」
 マタイによる福音書 26章41節

 これは、ゲッセマネでの祈りの時、弟子たちに語られた言葉です。
 イエスは真剣に祈っていましたが、弟子たちは眠っていました。
 その弟子たちに語られたのです。「目を覚まして祈っていなさい。」と。

 この時は、実際に眠らないで祈っていなさいということでしたが、
 私たちは、霊的に眠っていないで祈っていなければなりません。
 私たちは弱いからです。肉体が弱いのです。誘惑に負けやすいのです。

 むすび.パウロもペトロも勧めている非常に重要なこと

 目を覚まして祈っているべきことは、パウロも勧めています。

 どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、
 すべての聖なる者たちのために、
 絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。
 エフェソの信徒への手紙 6章18節

 目を覚ましているべきことは、ペトロも警告しています。

 身を慎んで目を覚ましていなさい。
 あなたがたの敵である悪魔が、
 ほえたける獅子のように、
 だれかを食い尽くそうと探し回っています。
 ペトロの手紙一 5章8節

 とにかく私たちは祈って神に求めないと、誘惑に陥りやすい
 肉の体を持っているのです。
 私は祈っていなくても大丈夫という人は、一人もいないのです。

 【今日の聖書】
 ――見よ、
 わたしは盗人のように来る。
 裸で歩くのを見られて恥をかかないように、
 目を覚まし、
 衣を身に着けている人は幸いである。
 ――ヨハネの黙示録 16章15節


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