今日のできごと


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2024/3/16(土)

 

火の中で神は守って下さった

1.炉に投げ込まれたシャドラク、メシャク、アベド・ネコは神によって助けられた

 シャドラク、メシャク、アベド・ネゴの三人は、何も悪いことをしたわけでもないのに
 ただ王の神に仕えず、王が建てた金の像を拝もうとしなかったただけで、
 燃え盛る炉の中に、投げ込まれました。

 シャドラク、メシャク、アベド・ネゴの三人は
 縛られたまま燃え盛る炉の中に落ち込んで行った。
 ダニエル書 3章23節

 しかし神は、燃え盛る炉の中に落ち込んだ
 シャドラク、メシャク、アベド・ネゴの3人を、助けて下さいました。
 3人を、燃え盛る炉の中に投げ込まれないように助けたのではなく、

 燃え盛る炉の中に投げ込まれた後で、その炉の中で助けたのです。

2.ネブカドネツァル王は、炉の中で守られている3人を見た

 王は言った。
 「だが、わたしには四人の者が火の中を自由に歩いているのが見える。
  そして何の害も受けていない。
  それに四人目の者は神の子のような姿をしている。」
 ダニエル書 3章25節

 ネブカドネツァル王は、燃え盛る炉の中で
 神の子のような姿の人と共に、3人が歩いているのを見たのです。
 そして「いと高き神に仕える人々よ、出て来なさい。」と呼びかけるのです。

 このことによってネブカドネツァル王をはじめとする、バビロンの人々は
 シャドラク、メシャク、アベド・ネゴの仕える神が、ご自分を信じる者を
 燃え盛る炉の中でも、助けだして下さる方であることを悟ったのです。

3.ネブカドネツァル王は、神を賛美しおそれるように命令を下した

 ネブカドネツァル王は、神を賛美せよと命じています。
 「シャドラク、メシャク、アベド・ネゴの神をたたえよ。」
 更に命じます。

 「神をののしる者があれば、その体は八つ裂きにされ、
  その家は破壊される。」
 神をののしるなら死罪となり、家屋も破壊されるというのです。

 そしてとどめの言葉は、これです。
 「まことに人間をこのように救うことのできる神はほかにはない。」
 ネブカドネツァル王は、本当の神を知ることになったのです。

むすび.もし炉の中に投げ込まれなかったら王は信じていなかった

 神は3人を、炉に投げ込まれないように守る事ができたお方です。
 けれども神は、あえて3人を炉に投げ込まれるままにして
 ご自身の素晴らしさを、表されたのです。

 そして、金の像を造ってそれを神としていたネブカドネツァル王に、
 金の像など神ではなく、シャドラク、メシャク、アベド・ネコの3人が仕える神こそ
 真の神であることを、知らしめたのです。

 炉に投げ込まれない事よりも、炉に投げ込まれることの方が良かったのです。

 【今日の聖書】
 ネブカドネツァル王は言った。
 「シャドラク、メシャク、アベド・ネゴの神をたたえよ。
  彼らは王の命令に背き、体を犠牲にしても自分の神に依り頼み、
  自分の神以外にはいかなる神にも仕えず、拝もうともしなかったので、
  この僕たちを、神は御使いを送って救われた。わたしは命令する。
  いかなる国、民族、言語に属する者も、シャドラク、メシャク、
  アベド・ネゴの神をののしる者があれば、その体は八つ裂きにされ、
  その家は破壊される。
  まことに人間をこのように救うことのできる神はほかにはない。」
 ダニエル書 3章28〜29節


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