今日のできごと


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2025/4/25(金)

 

知恵と識見を求めたソロモン王

 神がソロモン王に「何事でも願うがよい、あなたに与えよう。」と言われた時
 ソロモンは「今このわたしに知恵と識見を授け、
 この民をよく導くことができるようにしてください。」と答えました。

 ソロモンは神に答えた。
 「あなたは父ダビデに豊かな慈しみをお示しになり、
  父に代わる王としてわたしをお立てになりました。
  神なる主よ、あなたは父ダビデになさった約束を今実現し、
  地の塵のように数の多い民の上に、わたしを王としてお立てになりました。
  今このわたしに知恵と識見を授け、この民をよく導くことができるようにしてください。
  そうでなければ、誰が、あなたのこの大いなる民を裁くことができましょうか。」
 歴代志下 1章8〜10節

 「神が知恵を与えて下さらなければ、私にはとてもこのような多くの民を裁けません」
 という、へりくだった姿勢だったのです。
 その結果ソロモンは、知恵を神から授かるのです。

 ソロモンが求めなかった富と長寿も、加えて与えられました。
 ソロモンはこうして、イスラエルの民を司る王として国を治めるのですが
 その支配はイスラエルのみならず、ユーフラテス川からペリシテ人の地方、

 更に、エジプトとの国境に至るまで及んだのです。
 それはソロモン王が元々持っていた、知恵と力によったのではなく
 神が与えて下さった知恵によるものだったのです。

 ソロモン自身は、「誰が、あなたのこの大いなる民を裁くことができましょうか」
 という程の、自分の弱さ・力のなさ・知恵の無さを知っていた人物だったのです。
 神から知恵を頂くとどういうことが起こるかということが、如実に表れています。

 【今日の聖書】
 ソロモンは馬と戦車のための厩舎四千、騎兵一万二千を有した。
 彼はそれを戦車隊の町々およびエルサレムの王のもとに配置した。
 こうして彼はユーフラテス川からペリシテ人の地方、
 更にエジプトとの国境に至るまで、諸国の王をすべて支配下に置いた。
 歴代志下 9章25〜26節


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