弱いわたしたち
使徒パウロは、ローマの信徒への手紙の中で
「弱いわたしたち」と、語っています。
「弱いあなたがた」ではなく、「弱いわたしたち」なのです。
「ローマの信徒たちも、自分も弱いんだ」というのです。
パウロは自分自身を「弱い存在だ」と、認めているのです。
私たちはどうでしょうか?
「自分は強い、自分は自分の力で生きていくことができる」
と、考えていないでしょうか?
しかし私たちは、自分の力だけではどうしても生きていけないのです。私たちは弱いのです。
「自分自身は元々弱い存在だ」という、自己認識が必要です。
弱いからどうしても、神の助けが必要不可欠ですという信仰が必要なのです。
絶えず祈るのはこのためです。
神に力を求めなければ、弱いままなのです。
今日も、神の力を助け求めていきましょう!
ハレルヤ!
【今日の聖書】
同様に、“霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます。
わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、
言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。
ローマの信徒への手紙 8章26節