敵のあらゆる力に打ち勝つ権威
1.敵である悪魔を愛してはならない
「敵を愛しなさい」というのは、人間に対してであって
敵である悪魔や悪霊は、愛してはなりません。
人間は、たとえその人が悪魔の支配下にあったとしても愛する必要があります。
けれども、本来の神の敵である悪魔そのものは決して愛してはならないのです。
悪魔は最終的に人を滅ぼします。永遠の滅びへと、誘うのです。
神は人を永遠の命をもって生きるように導かれますが、悪魔はまったく逆なのです。
2.悪魔は人が神に従わない決断をする時にその人に働けるようになる
悪魔は、キリストを信じさせないように人を騙し続けています。
神はいない、神は世界を創造していない、神が人を造ったのではない、と嘘で騙します。
悪魔は人を自己中心にさせ、貪欲にし怒りと憎しみと淫らな思いに捉えさせます。
ただし、悪魔であっても人の決断までは手が出せません。
神に従うか悪魔に従うか、それを決めるのは人間側です。
人間が神に従わないと決断すると、悪魔はそこに働けるようになります。
3.神に従う人に悪魔は太刀打ちできない
逆に人間が神に従うと決断すると、悪魔は人を誘惑することはできてもそこまでです。
人間がイエスの御名によって悪魔に立ち向かって来たら、悪魔は逃げざるを得ません。
イエスを信じる者には、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威が与えられているのです。
だから、キリストを信じ神に従っている以上
私たちに害を加えるものは、何一つないことになります。
神に従うということは、こういうことなのです。
むすび.キリストによって敵のあらゆる力に打ち勝つ権威が与えられている
私たち自身は弱くても、私たちにはイエス・キリストがおられます。
そしてそのイエスから私たちは、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威が与えられているのです。
敵である悪魔を、恐れる必要はまったくありません。
力あるイエスの御名によって、戦っていく時に勝利できるのです。
今日も勝利の一日を歩んで行きましょう!
【今日の聖書】
蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。
だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。
ルカによる福音書 10章19節