今日のできごと


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2025/5/5(月)

 

わたしは弱いときにこそ強い

 パウロは、弱さ、侮辱、窮乏、迫害、
 そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足していたといいます。
 パウロの言う「満足していた」という言葉は、

 「気に入っている、心にかなっている、好ましいと思う、願わしいと思う」
 という意味の言葉です。
 ですからパウロは、弱さや窮状の中にあってそれが好ましいと言っているわけです。

 パウロは、「わたしは弱いときにこそ強いからだ」というのです。
 弱さ、侮辱、窮乏、迫害、行き詰まりのような弱さを覚える状況下でこそ
 自分は強いから、そう思うのだと言っているのです。

 なぜ、弱い時にこそ強いのでしょうか?
 弱さを補い、さらにそれを上回る力を与えて下さる神がおられるからです。
 力強い神が共におられるなら、どんなに行き詰った状況でもそれを受け入れ満足できるのです。

 私たちも、パウロと同じです。
 パウロがより頼んでいたのと同じ神を、信じているからです。
 力強い神が共にいて下さるなら、どんな窮乏に陥ったとしても強くされ満足できるのです。

 【今日の聖書】
 それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、
 そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。
 なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。
 コリントの信徒への手紙二 12章10節


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