フィリポは、主の言葉を受け取ると
　その言葉に従って、すぐにそれを行動に移しました。
　すぐに言葉通りの場所へと、出かけて行ったのです。

　サマリアで大きな働きをしたのですが、サマリアのことは主にゆだねて
　サマリアを後にして、主が自分に示された新たな自分の働き場へと
　未練もなく、出掛けて行ったのです。

　もし彼がすぐに出かけて行っていなければ、エチオピアの宦官と出会うことなく
　宦官が、イエスの十字架による救いを体験することもなく
　エチオピアに、福音が伝わることもなかったのです。

　神の言葉を聴いたなら、それをすぐに行動に移すこと
　これが主に用いられた人々の、共通した特徴です。
　ダマスコのアナニアは、迫害者サウルの所に出掛けました。

　ペトロはコルネリウスからの使者を、一晩泊めただけで
　翌日には、カイサリアに向けて出発しています。
　私たちも、主の言葉を聴いたならそれをすぐに行動に移すものとなっていましょう！

　【今日の聖書】
　フィリポはすぐ出かけて行った。
　折から、エチオピアの女王カンダケの高官で、
　女王の全財産の管理をしていたエチオピア人の宦官が、
　エルサレムに礼拝に来て、帰る途中であった。
　彼は、馬車に乗って預言者イザヤの書を朗読していた。
　使徒言行録　８章２７〜２８節