罪を放置すると積み重なる
カインがアベルを殺してしまった後、神はカインに
「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」と、尋ねました。
主はカインに言われた。
「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」
カインは答えた。
「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」
創世記 4章9節
カインは、神に尋ねられた時嘘をつきます。
自分で殺しておきながら、「知りません」と断言するのです。
さらに「わたしは弟の番人でしょうか。」とまで言っているのです。
カインはアベルを殺してしまったことを、神の前に隠蔽したかったのです。
すなわち、自分の罪を神の前に隠したかったわけです。
結局、嘘で隠そうとしてしまうのです。
罪を放置すると、さらに罪を重ねる事になってしまうことがわかります。
カインはアベルを殺してしまったことを、神の前に隠しましたが
神の前に、隠し事などできるはずがなかったのです。
神は、カインを裁かれました。
罪は放置するのではなく、悔い改めるべきものなのです。
些細な罪と思うことであっても、悔い改めるのです。
悔い改める時、イエス・キリストの十字架のゆえに赦されるのです。
罪は、決して放置してはならないのです。
【今日の聖書】
自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、
罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。
ヨハネの手紙一 1章9節