肉体の弱さの克服
肉体は、食事をしないと維持できません。
そのために、食欲という欲求が存在します。
食欲を満たすために、通常の食事をしている分には問題はありません。
しかし、食欲をそそるような広告や宣伝が巷にあふれています。
あれも食べたいこれも食べたい、という具合に体の欲求に訴えかけるのです。
そして食べるべき量を越えて、必要以上に食べてしまうということが起こるのです。
またさらに美味しいもの、もっと美味しいものへと
次から次へと、新たな食べ物を求めるように誘導されるのです。
その結果、美味しさを求めて時間とお金をつぎ込んで行くようにされます。
心が、食べ物に捉えられてしまうのです。
飲酒の場合は、さらに危険です。
依存性があるからです。一回酒の味を知ってしまうと、やめることが難しくなります。
「もう一度あの酒酔いの良い気分に浸りたい、一杯だけ飲もう」と思ったらやられます。
一杯では終わらないのです。次々と飲んでしまって、酔いつぶれる場合もあるのです。
私たちの肉体は、欲の刺激に対してとても弱いのです。
肉体の欲求を刺激するような誘惑は、巷に飛び交っています。
誘惑に負けない方法は、神の助けを得るしかありません。
霊的な目を覚まして、神に祈るのです。
祈りは弱い自分を、変化させます。
肉体の欲望に負けないように、作り変えられていくのです。
依存性があるようなものにはまり込んでいても、抜けられるようにされるのです。
依存先が、酒やスイーツや美食ではなく、神になるからです。
本来私たちは、神に依存してより頼んで生きていくように造られています。
それを神を無視することによって、他のものと置き換えてしまうので問題が起こるのです。
神に祈ることによって、本来の依存先が回復していきます。
そうすることによって、私たちの生き方も本来的な生き方へと変えられていくのです。
誘惑に陥らにように、私たちは息をするように絶えず神に祈りながら生きていくのです。
【今日の聖書】
誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。
心は燃えても、肉体は弱い。」
マタイによる福音書 26章41節