今日のできごと


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2025/8/1(金)

 

悔い改めて滅びを免れたニネベの人々

 預言者ヨナは、ニネベで人々に神からの警告を語ります。

 ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、そして言った。
 「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」
 ヨナ書 3章4節

 ニネベの人々は、どうしたでしょうか?
 反発もせず素直に、悔い改めたのです。

 すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、
 身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。
 ヨナ書 3章5節

 王も、例外ではありませんでした。

 このことがニネベの王に伝えられると、王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、
 粗布をまとって灰の上に座し、王と大臣たちの名によって布告を出し、
 ニネベに断食を命じた。
 「人も家畜も、牛、羊に至るまで、何一つ食物を口にしてはならない。
  食べることも、水を飲むことも禁ずる。
  人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。
  おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。
  そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びを免れるかもしれない。」
 ヨナ書 3章6〜9節

 王自ら、粗布をまとって灰の上に座し悔い改めるとともに
 「人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。
  おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。」と民に命じたのです。

 このことによって神の裁きの計画は、覆りました。
 神はニネベの人々が、悪の道を離れたことを御覧になり、思い直されたのです。
 ヨナによって宣告した災いを、ニネベに対してくだすのをやめられました。

 「悔い改めます」という決断は、計画されていた神の裁きを免れる結果になりました。
 ここから私たちは、悔い改めの重要性に気が付きます。
 滅ぼされて当然だったニネベの人々が、悔い改めた結果生きたのです。

 【今日の聖書】
 神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、
 宣告した災いをくだすのをやめられた。
 ヨナ書 3章10節


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