銀貨五万枚
パウロのエフェソでの宣教によって、多くの人々が悔い改めて
イエス・キリストを信じて、救われました。
その時に焼き捨てた魔術の本の値段は、合計で銀貨五万枚にもなったといいます。
この時の銀貨が、「アルギュリオン」という言葉で表されていますので
これは、「1スタテル」と同じになるようです。
相対的な価値としては1シェケル、すなわち4ドラクマだったようです。
ドラクマはデナリと等価だったようですので、4×5万デナリということになり
デナリを1日の賃金と換算すると、20万日の賃金となります。
日給1万円とすると、20億円という途方もない額になります。
【今日の聖書】
信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行をはっきり告白した。
また、魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。
その値段を見積もってみると、銀貨五万枚にもなった。
このようにして、主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった。
使徒言行録 19章18〜20節