豚に真珠
「神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。」
と、イエスは語っておられます。
犬は、神聖なものと世俗のものを区別できません。
豚には、真珠の価値がわかりません。
そのように、そのものの真の価値がわからない人に対して
神聖なもの高価なものを与えても、逆効果だと言われているのです。
しかし最も神聖なご自身の体を、イエスは十字架で私たちのためにささげて下さいました。
神聖なご自身の血を、私たちの罪を赦すために流されたのです。
その素晴らしい価値がわかっていなかった、犬や豚のように鈍かった私たちのためにです。
イエスがこの地上を歩まれた時、神聖な神の言葉を語り
神聖な神の御業を、なされていました。
しかし、それを理解していなかった人々は逆に反発し敵対しイエスを十字架につけてしまいました。
一見無駄に見えるかのような、非常にもったいないように見えるかのようなことを
イエスはなされたのです。それほどまでに、私達を愛されたのです。
この愛を受け取るかどうかは、私達ひとりひとりにかかっています。
今までその神聖さや価値がわかっていなかったとしても、大丈夫です。
今この時、その神聖さと価値を理解したなら、心の中にイエスを主として受け入れるのです。
その時に、罪の赦しと永遠の命を受け取ることになるのです。
【今日の聖書】
神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。
それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう。」
マタイによる福音書 7章6節