今日のできごと


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2026/2/7(土)

 

呪われたのはカナンだけ

1.ハムの子孫全体が呪われたのではなくカナンだけだった

 ハムが父ノアにしてしまったことで、ノアに呪いを受けることになりますが
 その時に呪われたのは、ハムの子全員ではなくカナンだけでした。
 クシュ、エジプト、プトは呪われていませんでした。

 ですからエジプト人は、呪われていなかったのです。
 アフリカのハム系の人種は、すべて呪われているというのは大間違いです。
 聖書のこの箇所から「黒人が呪われている人種だ」と語るのは、明らかに間違っています。

 この時ノアに呪われたのは、カナンだけだったのです。
 以下の表における、青色の部分の人々になります。

1世代 2世代 3世代 4世代 5世代 6世代 7世代 備考
ノア  
  ハム  
  クシュ  
  セバ  
ハビラ  
サブタ  
ラマ  
  シェバ  
デダン  
ニムロド
エジプト  
  リディア人  
アナミム人  
レハビム人  
ナフトヒム人  
上エジプト人  
カスルヒム人  
カフトル人  
  ペリシテ人  
プト  
カナン 10:19 カナン人の領土は、シドンから南下してゲラルを経てガザまでを含み、更に、ソドム、ゴモラ、アドマ、ツェボイムを経てラシャまでを含んだ。
  シドン  
ヘト 子孫はエサウの妻アダ
エブス人  
アモリ人  
ギルガシ人  
ヒビ人 子孫はセイル、エサウの妻オホリバマ
アルキ人  
シニ人  
アルワド人  
ツェマリ人  
ハマト人  

2.カナンが父ハムの邪悪性を最も受継いでいたのかもしれない

 なぜカナンだったのかの理由は、聖書には記されていませんが
 父ハムの邪悪性を、一番受け継いでいたのがカナンだったのかもしれません。
 後に表れるソドムとゴモラは、カナンの領土だったのです。

 ソドムとゴモラの邪悪性は、アブラムがロトと別れた時点ですでに存在していました。

 ソドムの住民は邪悪で、主に対して多くの罪を犯していた。
 創世記 13章13節

 最終的に主は、ソドムとゴモラの上に天から硫黄の火を降らせ、
 これらの町と低地一帯を、町の全住民と地の草木もろとも滅ぼしてしまわれたのです。

 主はソドムとゴモラの上に天から、主のもとから硫黄の火を降らせ、
 これらの町と低地一帯を、町の全住民、地の草木もろとも滅ぼした。
 創世記 19章24〜25節

 ソドムとゴモラは先祖カナンから続く邪悪性を、継承していたのではないでしょうか?

3.聖書は黒人が奴隷になるべきなどとは語っていない

 しかしカナン以外のハムの子たちについては、特に呪いを受けてはいませんでした。
 確かにカナンが呪われた後、ニムロドが建てた町バベルでバベルの塔が建築されてはいますが
 あの時も言語が乱されたのはハムの子孫だけではなく、ノアの全子孫たちに及んでいました。

 特に、カナン以外のハムの子孫が特別に呪われていたというのではなかったのです。
 というよりも、アフリカ系の人種の方が優れた面を多く持っています。
 運動能力、リズム感など突出しています。これは否定しようがありません。

 しばしば能力のある人々は、妬まれます。
 そして、差別されてしまうのです。
 「カナンが奴隷となれ」という言葉を誤用して、黒人奴隷を正当化してはなりません。

 現在のアフリカ系の人々とハムの子孫のカナンは、まったく別です。

むすび.しばしば優れた人が差別にあってしまう

 何か優れた面を持っていると、他の人々からは羨望のまなざしで見られます。
 そしてそれが妬みとなって、自己卑下につながり、
 自分に生じた劣等感が、優秀な人への憎しみへと続いていくのです。

 私たちは神から、それぞれ別々の異なる賜物を頂いているのですから
 人と比較するのではなく、自分が頂いた賜物にしっかりと目を止めて
 その賜物をどう生かしていくかに、集中すべきです。

 人の賜物を妬むあまり、聖書を誤用して人を侮蔑してはなりません。
 隣人に対する、侮蔑・軽蔑・侮辱はすべて隣人愛の逆となります。
 聖書は、正しく読んで正しく理解して生活に適用する必要があります。

 【今日の聖書】
 ノアは酔いからさめると、末の息子がしたことを知り、こう言った。
 「カナンは呪われよ
  奴隷の奴隷となり、兄たちに仕えよ。」
 また言った。
 「セムの神、主をたたえよ。
  カナンはセムの奴隷となれ。
  神がヤフェトの土地を広げ(ヤフェト)
  セムの天幕に住まわせ
  カナンはその奴隷となれ。」
 創世記 9章24〜27節


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