今日のできごと


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2026/3/20(金)

 

ヨブの戸惑い

 ヨブは苦しみの中で、考えました。
 「もし自分が犯した罪の裁きを、今受けているのだとすれば
  一体、いつどんな罪を犯したからなのだろうか?」と。

 神は髪の毛一筋ほどのことでわたしを傷つけ
 理由もなくわたしに傷を加えられる。
 ヨブ記 9章17節

 「これだけの苦しみが、罰として与えられるとしたら
  よっぽど大きな罪を犯していたはずなのに、まったく心当たりがない。
  髪の毛一筋ほどの小さな過ちを、神は赦さずに裁いておられるのだろうか?」

 「そうとしか考えられない。自分には、まったく思い当たる節がないからだ。」
 これが、その時のヨブの戸惑いだったのです。
 その結果、神に対して不信感を抱いてしまったのです。

 「神は無垢な者も逆らう者も、同じように滅ぼし尽くされる」
  神は、その人の中に罪もないのに、突然鞭打たれ
  殺される人の絶望を、嘲笑う。」と語ってしまったのです。

 そもそもの過ちは、次のような前提で考えを巡らせてしまったことにあります。
 「私が罪を犯したから、神が私にこんなにひどい苦しみを与えておられるんだ」
 これが、全く間違っていたのです。

 この考えをヨブに抱かせるようにさせていたのは、親友たちでした。
 彼らは、てっきりヨブが何らかの大きな罪を犯してしまったために
 神に苦しめられているのだと先入観を抱いてしまい、それをヨブに語っていたのです。

 ヨブも苦しみの中で、その言葉をまともに喰らってしまい
 「もしかしたら私が何かの間違いを犯したのかもしれない」
 と、間違った考えを抱いてしまったのです。

 【今日の聖書】
 わたしが正しいと主張しているのに
 口をもって背いたことにされる。
 無垢なのに、曲がった者とされる。
 無垢かどうかすら、もうわたしは知らない。
 生きていたくない。
 だからわたしは言う、同じことなのだ、と
 神は無垢な者も逆らう者も
 同じように滅ぼし尽くされる、と。
 罪もないのに、突然、鞭打たれ
 殺される人の絶望を神は嘲笑う。
 ヨブ記 9章20〜23節


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