キリスト教は、2000年前のパレスチナ地方に誕生したイエス・キリストによって知らされた神の福音を、その信仰の柱としています。キリスト教は大きく分けて、ローマ・カトリック教会とプロテスタント教会に分かれますが、小田原教会はプロテスタント教会に属しています。
　キリスト教の福音とは、人間の救いは、人間の資質や性格、努力や経験にはよらず、神さまの愛と福音を信じることによって、神の救いに至ることが出来る、というものです。
　また、「キリスト」とは救い主という意味であり、「主イエス・キリスト」という言葉自体に「イエスは、わたしの主（導き手）、救い主です」という信仰告白（「わたしはこう信じています」という事柄･内容）が込められています。

　聖書は旧約聖書（ヘブライ語）39文書、新約聖書（ギリシャ語）27文書で成り立っております。旧約聖書はイエス・キリストを予告する書物、新約聖書はイエス・キリストを主なる神と証している書物です。キリスト教会、キリスト者にとって聖書は、信仰や生活の基盤であります。教会において聖書は、礼拝で朗読され、聖書研究会や家庭集会で朗読し、学ばれる、書物であります。

旧会堂の絵です。