説教のリスト
クリスマスの音
2011
年のクリスマス・イブ「聖夜」（せいや）の歌のドイツ語の言葉とは、「静かな夜」と言います。しかし、その最初のクリスマスはかなりやかましいと思います。まず、マリアとヨセフがあちこちの宿のドアを叩きます。「部屋が空いていますか」と。「いいえ、ありませんよ」と。馬小屋の中には、動物の音がありました。牛は「モー」、羊と山羊は「バア･メイ」、馬は「ひひいん」、鶏も「コケー」と言います。そして、赤ちゃんが生まれる時の音があり、この世に来られた赤ちゃんのイェス様の最初の息を吸う鳴き声です。
そして、ベツレヘムの牧場の丘には、新しい音がありました。主の天使が突然に現れますと、羊飼い達は、恐れの為に泣きます。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」 そして、空全体が天使のコーラスでいっぱいになりました。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」 そして羊飼い達が町まで走って行った足音です。町のすべての馬小屋のドアを叩いて赤ちゃんのキリストを探しました。「ここに赤ちゃんがいますか」と。赤ちゃんを見つけた後に、羊の所に戻る、出会うすべての人に、自分達が見て聞いた事を話しました。神様を賛美して歌いました。私達のクリスマスもうるさくなる事があります。デパートの
BGM、楽しいパーティの音、私達の礼拝も大きい声で「もろびとこぞりて」と歌います。それでこの季節が楽しくなります。しかし、場合によって、うるさくて悪いです。クリスマスの本当の意味から目をそらしてしまいましたら、問題があります。心の中ではなくて、耳だけでその天使の歌が聞かれていましたら、問題があります。又、違う沈黙もあります。それは、神のみ言葉が語られない時、聞かれていない時、無視された時です。人がキリスト教の本当のメッセージを無視します。子供のキリストが飼い葉おけの中に、そのままいてほしいと思います。そうでしたら、キリストは福音を述べ伝えないで、私達の罪を赦す為に十字架上で死なないでしょう。罪を赦してもらうよりも、罪の中に生きる事が簡単で良いと思います。クリスマスの天使が告げたのは、イェス様がこの世に来られる理由とは、罪を赦す為です。毎年この時期に、多くの人は寂しさとを感じます。私達と共にいない愛する人のことを考えます。又、自分の心の中には、うるさいものがあるからでしょう：後悔、罪、心配、痛み、病気。又、経済的に貧しくて毎日の食べ物が足りない人がいます。その人はクリスマスの御馳走について全然考えられません。
ですから今こそ、すべての人々、金持ちと人、元気な人と病気の人、信者と未信者も、福音の良い知らせ、良い知らせの音を聞かなければなりません。天使はそれを告げました。キリストがお生まれになりました。そして、この子供が飼い葉おけの中に寝かされたので、彼は皆さんの孤独や痛みを感じて理解します。沈黙もうるさい音も分かります。彼は私達と共にいます。ですから、良い知らせは私達の耳と心の為に良い音です。希望を与えます。慰めを与えます。確信を与えます。そして、クリスマスの時期に楽しくなる理由を与えます。即ち、私達の救い主がお生まれになったからです。素晴らしい賛美を聞きましょう。もろびとに喜びがありますように！
アーメン。