礼拝で詩篇を取り上げる理由は、詩篇というのが聖書のツボのようなもので、詩篇を丹念に読んでいくときに、聖書全体を視野に入れたバランスのよい霊性、信仰者のあり方を育むことができるからです。詩篇は、聖書66巻の中で、ほとんど唯一、人間から神へと応答する言葉です。細かく言えば詩篇の中にもいろいろなバリエーションはありますが、大まかに言って、詩篇は、すでに神さまが語られたこと、神さまがなさったことへの応答がつづられています。しかし応答であっても、神のことばです。つまり、神さまによって霊感された、ふさわしい応答を教えるものです。ですから、詩篇を理解し、会得していくと、聖書全体で教えられ、語られていることを踏まえ、かつこれに適切に応答していくことができるようになるのです。詩篇を会得するには、詩篇だけを読んでもだめで、聖書全体の中で、詩篇を読んでいくことが求められます。(続きは音声でお聞きください)
新しい世界を望む礼拝(詩篇96篇)

