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私の第２の国-日本　（韓国　青年）

私は小学校時代を日本で過ごしました。今、日本と関係のあるアパレルの仕事をしています。ですから私にとって日本は第２の国です。仕事で大阪や東京にも何度も行き来しています。私は両親がクリスチャンでしたから日曜日に教会に行くことは生活の一部であり習慣でした。特に感動もなく信仰生活を送っていました。教会の賛美がすばらしくとても楽しみでした。そして、友達との交わりを求めて教会に行っていました。

今回も特に大きな決心をして日本の伝道に来たわけではありませんでした。他のメンバ−は日本に来ることもそして宣教も初めてなので緊張していたようですが、私は怖いと言うより楽しかったです。大阪インマヌエル教会の牟先生夫妻とともに神戸で路傍伝道をし、大阪の難波という繁華街でも路傍伝道をしました。これはとても重要な伝道プランでしたから祈って備え、私はやる気満々でした。今回は賛美ではなくトラクトを配る係りをしました。ところが誰もトラクトを受け取ってくれません。やる気いっぱいだったのと、せっかく韓国から休みを返上してやってきたのにととても悲しくなりました。しかも、受け取る人たちが私を変な人と言う感じで見ています。傷ついてしまいました。日本語がわかるだけに余計ショックが大きく、怖くなって泣き出してしまい、もうそれ以上トラクトが配れませんでした。

でもその夜、私は一人で祈りました。私は日本に観光に来たのではありません。伝道にきたのです。そして神様はわたしを道具としてお用ちになろうとしておられることがわかってきました。イエス様も父なる神様の器として用いられ、神様の愛を私たち罪人に与えようとされました。そのことを思いめぐらしたとき、とても大きなことを神様から受取らせていただきました。今でもあのときの怖い感じが心に残っていてドキドキしますが・・。

韓国にいるとまわりがみんなクリスチャンなので「宣教」が私には遠かったのですが、今は宣教が身近に感じとてもうれしく思います。夜、日本宣教の歴史の講義を受けました。日本の教会のことをもっと祈ってゆきたいと思います。私の第２の国である日本のクリスチャンの人口が1％未満と言うのはとても悲しいです。韓国に戻ってからも大阪の教会、宇治の教会のために続いて祈ってゆきます。