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神様の御手に守られて
(主婦)
「見よ、イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。」(詩篇121:4)
私は比較的健康に恵まれ、生涯入院などすることもなく、ずっと元気でいけるものと思っていましたが、70歳の坂を越えた途端、すぐに崩れ去り、一瞬の不注意から転倒、骨折、入院、手術。
一寸先も見えないものでありながら、今の健康がいつまでも続いてあたりまえという考えでいたこと、何と言う思い上がりであったことかと思い知らされました。
今年に入って癌を患い、再び入院生活をすることになり、丁度使い古した陶器にひびが入るように次々ともろくなり、。こわれやすくなってゆくのを感じながらも、いつもその折にかなった御言葉を与えられ支えられました。
「主は傷んだ葦を折ることもなく、くすぶる燈芯を消すこともない」(マタイ12:20)
ひびだらけの土の器ですが、病を得て、心沈むときにも、「私は主、あなたを癒す者である」(出エジプト15:26)と、語りかけてくださり、弱った心と身体に力を与え続けてくださいました。主の大きな恵みの中に生かされている幸いを実感いたしました。
「私は心を尽くして主に感謝します。あなたのくすしいわざを余すところなく語り告げます。」(詩9:1)
2002年7月7日