なんどもそうだん室(ひつ)こにもどる
  

A 質問(しつもん)ありがとう。「大きくなったらこれになりたい」という願いが子どもからなくなってきている中で、コンピューターのゲームソフトをつくりたいという願いがあるのはすばらしいことだと思います。
 よく言われることがあります。それは、「ゲームで遊ぶことと、ゲームをつくることとは違う」ということです。
 楽しいゲームをつくるためには、だれにも真似(まね)できないようなゲームのあらすじを考えたり、またイラストや、作曲が必要なのです。ですから、色々な本を読んで色々な世界を知ることも必要です。また実際でのゲームの作成には、プログラミング言語(コンピューターを動かすことばが必要となってくるでしょう。
 私が思うには、この方面で活躍(かつやく)するには、この方面に向(む)いた人があるということです。プロ野球の選手と同じように、努力(どりょく)したらだれでもなれるというものでもないようです。

 君(きみ)がゲームのソフトをつくるのに向いているかどうかはわかりません。でも不思議なもので、自分のすべきことを一生懸命(いっしょうけんめい)にやって祈(いの)っていると、自分がこの方面に向(む)いているかどうかわかってくるのです。そうして、必要な人やチャンスに出会うことが出来るのです。

 最後に、自分がつくったもので人を楽しませたいということは素晴らしいと思います。たとえソフト開発)者にならなくても、色々なものの開発者となれると思います。イエス様の祝福があなたの将来(しょうらい)にありますように。