【詩】「平安の祈り」





「平安の祈り」
神様、どうか私にお与えください
変えられないものを 受け入れる心の平安を
変えられるものを 変える勇気を
そして、その違いを 見極める知恵を

与えられた一日を 精一杯生きることができるように
一瞬一瞬を 楽しむことができるように

苦しみは平安への通り道であることを
受け入れることができるように

たとえ自分の願いどおりにならなくても
主イエスがされたように この罪深い世界を
そのまま受け入れることができるように

もし あなたの御心にゆだねるなら
あなたが全てを正しく導いて下さることを
信じることができるように

そうすれば
私はこの地上において 幸いな人生を送り
また天国においては
あなたと共にある最高の幸せに預かることができるでしょう
アーメン


God, grant me the SERENITY to accept the things I cannot change;
COURAGE to change the things I can;
and WISDOM to know the difference.

Living one day at a time,
Enjoying one moment at a time;
Accepting hardship as the pathway to peace.
Taking, as He did, this sinful world as it is, not as I would have it.
Trusting that He will make all things right if I surrender to His Will;
That I may be reasonably happy in this life, and
supremely happy with Him forever in the next.

Amen


自分を変えることは可能ですが、過去と他人を変えることは出来ません。

そして、自分の人生の責任は自分にあるということが、

この短い祈りの中に凝縮されています。「リカバリー」のホームページから 

神学者ラインホールト・ニーバーが唱えた祈りとも言われています。



この祈りの出典は明らかではないが、紀元500年頃のイタリアの哲学者、
ボエティウスの「哲学の慰め」にまで遡れるであろうと言われている。
ボエティウスは東ゴート王テオドリクスに仕え、その執政官となるが、
東ローマ帝国との通報を疑われて獄死した。
「哲学の慰め」は獄中で書かれた弁明書であったという。

http://www.d7.dion.ne.jp/~sartre/diary/8gatsu/god.htm を参考にしました。