「夫婦への日々の御言葉」著者:韓国教会情報センター金ハンアン牧師/日本語訳:姜泰進(日本ナザレン教団赤坂教会牧師)

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2月28日(火)

悲しみを分かち合う喜び

私たちの日々の歩みは、いつも喜びに満たされている訳ではありません。むしろ、悲しみや、悩みの方が多いかも知れません。イエス様もいつも悲しんでおられました。
聖書の中で「イエス様が笑った」という記録はありませんが、「涙を流された」という記録は3箇所もあります。

しかし、イエス様は自分自身の悩みや苦しみの故に涙を流されたのではありません。寡婦の息子の死を前にして涙され、ラザロの墓の前で泣かれ、エルサレムの為に泣かれました。いずれも他者の悲しみや苦しみをその身に負うて涙されたのです。そして、私たちの代わりにも....。

悲しみや苦しみを共有する喜びは、経験した者だけが知る天国の奥義です。悲しむ者と共に悲しむ時、この世に生きる者ではなく、天国の人となるのです。

悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。 

−マタイ5:4−


2月27日(月)

愚かな父母になる為の10の方策

1.わけなく怒り、感情の抑制が出来ない愚かさを表しなさい。
2.無慈悲に彼らの夢を崩し、典型的な服従型の人間となるよう教育しなさい。
3.子どもを常に威嚇して、容易に父母の前に近寄らない者にしなさい。
4.細かい説明はせず、無知なまま成長するよう養育しなさい。
5.成果は認めず、常に皮肉な言葉で子どもの情緒的な発育を妨げなさい。
6.優秀な者と常に比較して、子どもの劣等感を増幅させなさい。
7.失敗したら容赦なく叱り、どんなやる気も害わせなさい。
8.徹底的に無視して意欲を喪失させなさい。
9.人との出会いは避けさせ、一人遊びをする孤立した環境を整えなさい。
10.宗教的な教育は徹底的に妨げ、無神論者につくりあげなさい。

サタンは、父母が気付かぬうちに、これらの方策を持って子どもを育てさせようと図ります。湯涌は、常に私たちの周りにあるのです。

父たる者よ、子供をいらだたせてはいけない。心がいじけるかも知れないから。

−コロサイ3:21−


2月26日(主日)

妻は夫の元気のもと

男性が人生の途上、落胆や失望に陥る時、妻の暖かい励ましの言葉と愛情は、新しい活力をもたらせる原動力となります。
その為には、夫の心の扉を開き、悩みや不安を妻に打ち明ける勇気を持つ必要があります。

閉ざされた心の中には、偽りとごまかし、そして苦悩だけがうごめいています。
その心を開く時、妻が「おろかな夫!」と責める事は決してありません。
その時こそ妻の力と偉大さを夫は知る事となるでしょう。そして、その瞬間、夫は新しい力を受けるのです。

だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。
その夫の心は彼女を信頼して收益に欠けることはない。  
    
−箴言31:10〜11−


 

2月25日(火)

劣等感

どんな夫婦にも葛藤はあります。
中には、一度も意見の対立がない平和なおしどり夫婦もいるように思うかも知れません。
そのような結婚生活はまるで、キャンバスに描かれた一枚の海の絵のようでしょう。
しかし、現実の結婚生活はまさに生き物のように動いています。
時にその海は満ち潮や引潮があり、風波も起ります。
夫婦が漕ぐ船が座礁する時もあります。
では、夫婦生活を脅かす暗礁とは何でしょうか。
それは、自分の中にある劣等感です。

たわいない話を自分が非難されたと誤解して取ったり、
人の視線に殊更に不安を感じたり、
配偶者の家族の前では言葉数が減ったり、
事が思い通り行かないと神経質になって苛立ちを表したり、
感情を抑制することが出来ず、すぐ表にだしたりする事はみな本人の劣等意識によるものです。
このような一つ一つの状態が暗礁となり、結婚生活の妨げとなるのです。
この劣等感を払拭する手だては、祈りと対話です。そして、真実な愛と意欲を持って立ち上がる事です。

さあ、起きあがって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現れたのは、
あなたがわたしに会った 事と、あなたに現れて示そうとしている事と
をあかしし、これを伝える務に、あなたを任じるためである。

−使徒26:16−


2月24日(金)

夫の浮気は青天の霹靂?

夫の浮気は突然降ってわいた事態ではありません。
男性は、瞬間的な誘惑によって道ならぬ愛に走るのではないからです。
徹底した事前の準備を積み重ね、十分な対処策をもって事に当たりますが、完璧であったはずの計画に、何かの番狂わせが生じ、尻尾を掴まれたに過ぎないのです。夫の浮気は決して偶然の産物でもありません。
妻には見つけられない、感じられない何かの作用が働いたという事をまず認めなければなりません。
その問題を見つけてこそ治療が可能です。
火種を突き止める事なしに炎を消す事は出来ません。
聖書はこのように述べています。

「人は火を、そのふところにいだいてその着物が焼かれないであろうか。また人は、熱い火を踏んで、その足が、焼かれないであろうか。」(箴言6:27〜28)。

「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。
これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました。」  
 −詩篇119:71−


2月23日(木)

絶たれた対話を修復するには

「知っている道でも確かめて進め」と言います。
対話に必要な条件は、まず聞く事です。
相手の言葉に よく耳を傾けましょう。
賞賛と激励のための時間は十分にあります。

声を荒げず、落ち着いて最後まで気持ちを伝えましょう。
自分の自尊心が大切であるように、
相手の自尊心もおおいに尊重しましょう。

過ちには、「赦す事」が一番の特効薬です。
赦す方法は、言葉によって行うのがよいです。

皮肉った話し方はは時間だけを浪費することになります。
また、 習慣になると回復の手だてが難しくなります。

まず祈りましょう。すべてが栄えます。

何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を
自分よりすぐれた者としなさい。
おのおの、自分のことばかりでなく、
他人のことも考えなさい。  −ピリピ2:3〜4−


2月22日(水)

裸の子どもたち

服を着る目的は二つあります。
一つは体を保護する為であり、もう一つは、他者から見られる事を意識する為です。

物事のつかない幼子に父母が服を着せてあげるように、また、学校へ行く時に着る服を備えてあげるのと同じように、祈りの服も着せて送り出さなければなりません。祈りの服を来ていない自分の子が、霊的に裸の状態であることを認識してください。

裸でいる我が子が、世の危険にさらされたり、嘲笑されるのを親はどう理解しているのでしょうか。闇の力が降らせる罪の雨によって、彼らの体が濡れるのを心配にはなりませんか?

わたしの名によって願うことは、なんでもかなえてあげよう。
父が子によって栄光をお受けになるためである。  
− ヨハネ14:13 −


 2月21日(火)

家庭教会を導く者への10の知恵

家庭は小さな教会です。父母はその教会の牧会者と言えます。
よい牧会の為には、きちんとした牧会計画を持つべきでしょう。

1. キリストが自分の人生の導き手であることを知らせる事。
2. 自らの生活を通してキリストに従う生き方を見せる事。
3. 早天祈祷と家庭礼拝が家庭教会の基本であることを悟らせる。
4. 食前、食後に敬虔な心で聖書朗読と祈りをする。
5. 主日礼拝には家族揃って出席する。
6. 食卓では、極力霊的な話題を心がけ、喜びを分かち合う事。
7. 家庭に、大人用子供用などのキリスト書籍を備えておく。
8. 教会や教会学校の様々な行事には積極的に協力する事。
9. 献金する事の大切さを幼い時から十分に教育する。
10.御言葉を読み、暗誦することが一生の責務である事を教える。

あなたがホレブにおいて、あなたの神、主の前に立った日に主はわたしに言われた、
『民をわたしのもとに集めよ。わたしは彼らにわたしの言葉を聞かせ、
地上に生きながらえる間、彼らにわたしを恐れることを学ばせ、
またその子供を教えることのできるようにさせよう』。

− 申命記 4:10 −

 


2月20日(月)

夫婦の性生活は...


夫婦の性的行為を男性の欲求を満たすための道具に用いてはなりません。
夫婦の性生活は、共に故郷に旅するようなものであるべきです。
登山者たちが長い時間をかけて頂上に到着するように、到着地点にたどり着くまでには、10年、20年、更に長い時間かかる場合があるかも知れません。
その道程の中で、喜びや満足、不満や倦怠などを経験しながら進んで行きます。
その中で、互いの心と感動を沈黙の中に葬ってはなりません。
瞬間 々 の感動や心の変化をお互いが素直に表現し合う必要があります。
それは、さながら季節ごとに移り変わる車窓の景色を眺めながら、夫婦が互いに交わす言葉のように.....

喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。  −ローマ12:15−


2月19日(主日)

幼少時に飲む栄養剤

病いにかかってから治療するよりも、平素から健康を維持するよう心がける事が大切です。それは、私たちの霊魂にとっても同じ事が言えます。不足しがちな栄養素を補う健康食品があるように、霊魂の栄養剤を出来るだけ早いうちに摂取する必要があります。

その栄養剤とは、幼い時に母のひざもとで伝授された祈りや讃美、そして御言葉です。それらのものが、子が成長した時に、彼らの信仰の根幹を支える要素となるのです。

費用がかかるのでしょうか?いいえ、一切必要ありません。母の愛と関心さえあれば、いくらでも与える事の出来る大変値打ちのあるものです。あなたの子らに、この栄養剤を飲ませているでしょうか?

しかし、あなたは、自分が学んで確信しているところに、いつもとどまっていなさい。
あなたは、それをだれから学んだか知っており、また幼い時から、聖書に親しみ、
それが、キリスト・イエスに対する信仰によって救に至る知惠を、
あなたに与えうる書物であることを知っている。

 − 第 2 テモテ3:14〜15 −


2月18日(土)

父母の健康診断

以下の内容について自ら問い、霊的な健康診断を行ってみましょう。

・子どもたちの未来を神様に委ねた生活をしているだろうか?
・子どもたちの為に捧げる父母の切なる祈りを彼らが感じているだろうか?
・子どもたちの悩みを共に分かち合い対話する環境が整えられているだろうか?
・父母は子どもたちの霊性を深める為に如何なる努力を行っているだろうか?
・子どもたちの友だち関係について関心を持っているか、どう指導しているのか?
・子どもたちの存在を無視し、すでに心の対話が途絶えた状態ではないか?
・父母の信仰生活(祈りと御言葉の生活)が子どもたちに満足を与えているのか?
・夫婦の愛の関係を子どもたちは満足しているだろうか?
・常に節度ある消費生活を行っているだろうか?

家庭に問題があるとしたら、一体何処に問題があるでしょうか。子どもたちに原因があるのですか?それとも...

聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。  

             −第2テモテ3:16〜17−


2月17日(金)

肉の糧と霊の糧

毎日、食卓に何ものぼらない家はないでしょう。ところが、霊の食卓がない家はたくさんあります。肉の糧の為には汗水流して働くけれど、霊の糧の為に気を配らないのはなぜでしょうか。
では、誰が霊の糧を家庭の食卓に備えるべきでしょう。
母が作る食事は本当に美味しいものです。母の愛情豊かな手料理を家族みんなが喜んで食するように、霊の糧も母が備える事が出来れば、家族みんなで喜びを分かち合う事が出来るのではないでしょうか。

霊の食卓とは、家庭礼拝とデボーションの時間です。今日から霊の食卓をみんなで囲んでみませんか?

イエスは答えて言われた、「人はパンだけで生きるものではなく、
神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」と書いてある

−マタイ4:4−


2月16日(木)

夫よ、頑張れ!妻よ、頑張れ!

何故、家庭に幸せが溢れず、いつも戦雲が立ちこめているかをご存知ですか?それは他でもなく、お互いが自分の義務より権利を強く主張するからです。夫は夫の権利を、妻は妻の権利を、子は子の権利を、父母は父母の権利を……。

悪魔は、互いが多いに自己の権利を主張するよう、夫や妻の傍らで「夫よ、妻よ、どちらも頑張れ!」と応援歌を歌いながら、両者の論争をあおり立てます。

真の平和は、互いが相手の権利を認め、自分の権利を放棄する時に実現するのです。

平穩であって、ひとかたまりのかわいたパンのあるのは、争いがあって、食物の豊かな家にまさる。

‐箴言17:1‐


2月15日(水)

罪人の住む家、しかし楽しい我が家

人がこの世に留まる間、罪を繰り返しながら生きています。それは私たちが肉に属している人間だからです。

罪の問題を解決しないまま生きるなら、その罪によって家庭の中では夫や子どもとの関係がそこなわれ、社会では代償を余儀なくされ、人生の要所 々で挫折を味わうはめになります。そして、何よりも神様との関係が完全に絶たれてしまいます。そのような罪人の住む家庭は、まさに刑務所のような所と言えます。

確かに、肉なる人間である以上、誰であれ、どんな家庭であれ完全に罪を犯さずに生きる事は出来ません。では、イエス様を信じる家庭と、そうでない家庭では、どこに違いがあるのでしょうか。

イエス様を信じない家庭は、失敗や挫折の責任追及と糾弾が繰り返され、後悔に苛まれる者や悩む者たちが集います。しかし罪から離れる事なく、闇の働きを好んで暮らしています。

しかし、イエス様を信じる家庭は、すべての罪が消し去られます。何故なら、清いイエス様が罪の問題を解決する術を教えて下さるからです。 罪人と共にいて下さるイエス様は、悲しみを喜びに、憂いを平安に変えて下さるのです。

そこはもはや刑務所ではなく、家庭の教会となります。だからこそ、幸せが満ちあふれる楽しい我が家となるのです。

繁栄と富とはその家にあり、その義はとこしえに、うせることはない。
  −詩篇112:3−


2月14日(火)

私は主婦です

一つの家庭を美しく作り上げ、自分の子らを養育するという生き甲斐を持ち
夫や子どもたちからも尊敬され、個人的にも社会的にも重要で、尚かつ価値
ある仕事が他にあるでしょうか。「私は主婦です」。何と響きのいい言葉で
しょう。洗濯、料理、針仕事、掃除、雑務、経理、購買、管理、育児等々、
精力と労力のすべてを注ぎ、情熱を持って働く主婦は、まさに賛辞を受けて
然るべきです。もし「わたしは主婦です」と言う事をはばかるとしたら、そ
れは、主婦としての務めを疎かにしているという負い目からではないでしょ
うか。「主婦」という大切な職業の存在を、世の中のどのくらいの人々が、
その重要性について認識しているでしょうか。

彼女は家の事をよくかえりみ、怠りのかてを食べることをしない。
その子らは立ち上がって彼女を祝し、その夫もまた彼女をほめたたえて言う、
「りっぱに事をなし遂げる女は多いけれども、あなたはそのすべてにまさっている。と

−箴言31:27〜29−


2月13日(月)

私たち、結婚して本当によかった

古今東西、国や人種に関わりなく「結婚」という制度によって人類の歴史が綿々と
受け継がれて来たと言っても過言ではないでしょう。確かに、私たちの社会には
「結婚」による結びつき以外の様々な人間関係も存在します。それは、親子関係や
恋愛関係であったり、同棲という関係もあります。中には独身でいる人もいます。

しかし、あらゆる関係の中でも結婚制度よりも古い制度は他にはなく、また、この
制度より優れた制度も他にはないでしょう。何故なら長い年月の間、結婚関係に対
する様々な議論がなされてきましたが、未だこの制度より優れたものは現れていな
いからです。もちろん結婚が完全であるとは言えません。逆に「未完成」なものと
と言えます。だからこそ夫婦は、完成を目指して共に努力していかなければなりま
せん。制度によって結ばれた関係を、人格的な関係に昇華させて行く事が結婚の持
つ大きな意義であり、幸福の扉を開く鍵となるのです。それには、「私たち、結婚
して本当によかったね」という肯定の気持ちをお互いに持続する事が大切です。

そして、常にそこが出発点なのです。結婚という形を整えることは容易に出来ます。
しかし、結婚生活を送ることが難しいのです。結婚は未完成の花畑です。 手入れをす
る事を楽しみに生きるのです。夫と妻が描いたデザインを共に完成させるために...

神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に
働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。 

−ローマ8:27−


2月12日(主日)

愛に言葉は不要です


妻への愛情表現は肌のふれあいを大切にしましょう。

・    朝、目を覚ました妻をそっと抱きしめてキスしましょう。
・   家事に勤しむ妻にいたわりを込めて、手や顔に軽く触れましょう。
・    一緒に座っている時は手を握ったり、肩を寄せ合いましょう。
・    外出の時は互いに手をつなぎましょう。
・    運転中、信号待ちをする時は軽く妻の手を撫でてあげましょう。
・    車に乗るときはドアを開けて、頭や肩がぶつからないように気を配りましょう。
・    ショッピングの時は荷物を持ってあげたり、一緒に持ったりしましょう。
・    疲れた様子が見えたら軽く肩を叩いてあげましょう。
・    外出から戻った時、互いに上着をそっと脱がせてあげましょう。
・    ベットに横になったら互いに抱擁しながら愛を表現しましょう。

愛は言葉ではなく、行動で示してこそ本物です。

愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。
愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、
神から生れた者であって、神を知っている。 
−第 1 ヨハネ 4:7−


2月11日(土)

結婚生活を妨げるものとは?

お互いが必要とする時、心から助けの手を差し伸べていますか?
夫婦の愛の結晶である子供たちと楽しく過ごしていますか?
夫婦の愛情が、言葉と行動で相手に対して表現されていますか?
意見が合わない時、自分の考えを強引に押し付けて、相手を無視していませんか?
結婚前の悪習慣を改めようとせず、相手に不快さを与えてはいませんか?
5年、10年など、結婚の節目ごとに目標を立てていますか?それとも
ただ流されて毎日を過ごしているだけですか?
対話を妨げている要素や克服すべき点について、互いに認識していますか?
お互いの間に、初めの愛がまだ残っていますか?
あなたは今の結婚生活に満足していますか?それとも不満がありますか?
もし不満があるならば、神様に汗と涙をもって切なる祈りを捧げましょう。
あなたのその祈りによって、必ずや闇夜が過ぎ去り、讃美と共に夜明けを
迎えることでしょう。

目標を目指して走り、キリスト・イエスにおいて上に
召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。

ーピリピ3:14−


2月10日(金)

 よく食べて、よく寝て、よく出す ― 健康3拍子


健康は、私たちが生きる上で最も大切です。健康を失えば万事を失う
とさえ云われる程に、なくてはならないものです。ここで、その健康
を保つ為の健康3拍子について述べてみましょう。

1. 食卓での喜び --- 食卓に出された食事に感謝し、微笑みながら食べる喜び
2.  寝室での喜び --- 喜びと感謝を持って美味しく食べると、消化にも役立ち
 心地よい睡眠を得られます。快適な眠りは明日への活力となります。
3.  排便の喜び --- トイレで排便の喜びを感じることなく、朝ごとに、押し出
しの一番勝負で判定負けするなら健康であると言えるでしょうか?

この健康三拍子は、楽しい食事の時間から始まります。あなたが準備した
食卓の料理を見て、あなた自身も喜びを感じなくてはなりません。何故な
らその食事によって、あなたの健康のリズムが備えられるからです。

 

それでも、ご自分のことをあかししないでおられたわけではない。すなわち、
あなたがたのために天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、
あなたがたの心を満たすなど、いろいろのめぐみをお与えになっているのである。
       
     
−使徒14:17−


2月9日(木)

子どもの問題ですか?

夫婦が仲睦まじいことを子どもたちは知っていますか?
子どもたちが両親の言葉や行動を通して愛情を感じていると信じていますか?
あなたが子供たちとふれあう時間や頻度に対して、子供たちは満足していますか?
子供の教育に対して夫婦が一致し、終始協力し合っていますか?
子供たちが快適に過ごせるよう心がけ、常に祈っていますか?
夫婦が互いに愛し合い、尊敬し合っているように子供たちの目に映っていますか?

努めてこれをあなたの子らに教え、あなたが家に座している時も、道を歩く時も、
寝る時も、起きる時も、これについて語らなければならない。
                  

−申命記 6:7−


2月8日(水)

夫の健康は私の手に

夫の早死にを願う悪しき心を抱くなら、無理に毒や銃のような殺害方法を
用いる必要はありません。豚のように、どんどん太らせて成人病を引き起
させた方が簡単です。やせ衰えさせるより、太っていた方が,見た目もよ
いでしょう。あなたが本当に、やもめになる事を望むならです...。
しかし、夫が健康で長生きしてほしいなら、以下の点に留意しましょう。

1. 夫の年齢に応じて体重の増減をチェックしましょう。
2. 年に一度は、総合的な健康診断を受けさせましょう。
3. 十分な休みを取っているかどうか確認しましょう。
4. 夫が仕事による過労を抱えてはいないかを調べましょう。
5. 家庭の雰囲気が夫に安らぎを与えているかを点検しましょう。

 夫の健康は妻の手にかかっています。

それは、これを得る者の命であり、またその全身を健やかにするからである。

  箴言4:22 


2月7日(火)

まさか自分の夫が…

結婚生活以外の肉体関係は、結婚前、結婚後如何に関わらず、どのような場合
でも正当化されるものではありません。しかし今この世の中には婚外情事の罠
が至る所に潜んでいます。快楽をお金で売り買いする関係の中には、決して真
実の愛はありません。それは、相手を利用して自慰行為を行っているに過ぎず
お互いが相手を蔑むだけで、そこに真実は存在しません。あるとしたら、虚無
と後悔があるだけです。 それらは、本人の意思の弱さによるものですが、もし
も病いにおかされるなどした場合、 結果的にその代償は、その本人のみに留ま
らず、家庭にまでも及ぼす危険性があります。一瞬の好奇心が、自分自身や家
族にとって、一生の枷(かせ)となりうるのです。まさか自分の夫が…と思う
かも知れません 。確かにそうですね。妻の目を騙すことは出来ても、神様を騙
すことは決して不可能です。

すべてあなたを待ち望む者をはずかしめず、みだりに信義にそむく者をはずかしめてください。

                                     詩篇25:3


2月6日(月)

聖別された家庭になる近道

聖別された家庭のあり方について、聖書の御言葉に照らしながら
今現在、家庭の状態が如何であるかを振り返ってみましょう。

1.自分たち夫婦の結婚は、身体的、知的、情緒的、霊的にも成熟した状態で
スタートしたが、今もそれらの状態を維持するために常に努力しているだろうか。
(ローマ12:1〜2)

2.男と女が結婚を通じて一つとなる関係は刹那的な事柄ではなく、永続的な関係
であることを認識し、神様の御旨に適う夫婦生活を行っているだろうか。
(マタイ19:4〜6)

3.御言葉によって「幸いな家庭」の目標を立て、日々祈りの中で点検しながら
暮らしているだろうか。特に、「信仰、希望、愛」という霊的な目標から
逸れてはいないだろうか。(第1コリント13:13)

4.誰にでも過ちはあるものである。しかし、犯した過ちについて夫婦が互いに
告白し、共に神の御前に告白して再起の生活を送っているだろうか。
(第1コリント10:13)

5.家庭平和のために、謙遜を伴う自己犠牲と、仕える心を持って愛に根ざした
殉教者的な生活を、家庭の中の誰が担うべきだろうか。(黙示録2:10)


2月5日(主日)

家庭掲示板

最近は、色々な場所で掲示板が設置されています。あなたの家の玄関にも
掲示板を作って置いてみては如何でしょう。やる気さえあれば誰にでもで
きます。以下のように素敵な掲示板を作って家族と心を通わせましょう。

1.「今日の御言葉」を書いたものを、毎日替えて貼る。
2.特別なお知らせ(誕生日、行事、予定等)を貼る。
3.子どもからお母さんやお父さんへ伝えたい言葉を貼る。
4.お母さんやお父さんから子どもへ伝えたい言葉を貼る。

掲示板のそばに綺麗なお花を飾っておいてもいいですね。

ダビデがサウルに語り終えた時、ヨナタンの心はダビデの心に結びつき、
  ヨナタンは自分の命のようにダビデを愛した。   
 
−サムエル上18:1−


2月4日(土)

わたしのお母さん最高!


主婦ほど忙しい人はないでしょう。しかし、その忙しさの中でも自分を磨く
チャンスを得ることが出来ます。例えば、今あなたが暮らしている家の近くに
病院があって、数多くの患者がいるかも知れません。病院には、目を手術した
り、身体の自由が利かない人などがいます。その中には、新聞や雑誌を読む事
が出来ない人もいる事でしょう。彼らに聖書を読んであげたり、本雑誌を読ん
であげるなどしてみては如何でしょうか。それはほんの些細なお手伝いでしか
ないかも知れません。しかし、受ける方々に対しては大きな感動を与えるはず
です。もちろん、自分の親切を公表す必要はありません。家族にも知らせる必
要はありません。でも、もしも偶然その事が家族に知れる事になったなら 、
「うちのお母さん、最高!」と、あなたにエールを送る事でしょう。どうぞ、あ
なたの周りにいる病んでいる人々へ、今すぐ愛の手を差し伸べてみて下さい。


そのように、あなたがたの光を人びとの前に輝かし、そして、人々が あなたがたの
  よいおこないを見て、
天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。  

−マタイ5:16−


2月3日(金)

金を稼ぐ道具と金を消費する機械

妻は、夫が得た収入の範囲内で家計のやりくりを上手に行うよう知恵を用い
なければなりません。収入が増えたからといって、考えなしに支出を増やし
てはいけません。お金が人を拘束するのではなく、浪費癖が人の自由を侵す
のです。一旦予算を立てたなら、多少厳しくても辛抱強く続けましょう。
当初は、大変かも知れませんが、遠くないうちに喜びの答えがあるはずです。

夫は金を稼ぐ道具ではありません。妻は、お金を使う機械になってはいけま
せん。昨今、日中にお金を消費する機械が増えて来ました。 このことは、実
に憂うべき問題ではないでしょうか。

富んでいると偽って、何も持たない者がいる、貧しいと偽って、多くの富を持つ者がいる。

−箴言13:7−


2月2日(木)

夫を成功させたい妻へ贈る十の智恵

妻が「夫の出世は私の手にかかっている」
と言う度量をもつ女傑になる時、夫の運命は変わります。
夫が成功する要因の90パーセントは妻の才覚によるものと言えるでしょう。


1.夫に対し、夢と希望に満ちた積極的な言葉を語る妻になりなさい。
2.信仰とは望んでいる事がらを確信することです。目標を定めて祈りなさい。
3.家庭の中で、常に感謝を口にする妻になりなさい。
4.家庭内のこまごまとした問題にとらわれすぎないようにしましょう。
5.夫の健康は、家庭と妻にとって幸せの鍵であるという事を心に留めましょう。
6.夫の仕事に関心を持ち、色々なアイディアを提供するなどして協力しましょう。
7.夫が仕事のストレスを解消できるよう余暇の過ごし方を工夫しましょう。
8.夫が、小遣いの乏しさによって気が小さく、
惨めにならないように配慮してあげなさい。
9.夫の身だしなみ(背広、ワイシャツ、靴、ネクタイなど)に心を配り
常に清潔な装いを備えてあげましょう。
10.夫が「自分は最高だ」という意識を持てるような言葉を豊富に用いなさい。

知惠はその家を建て、愚かさは自分の手でそれをこわす。

 −箴言14:1−


2月1日(水)

 夫が仕事に没頭している時


夫が一つのことに没頭すると妻は寂しくなります。
しかし、その時こそ夫の為にしてあげる事がたくさんあります。
必ずしも妻にとって楽しい事ばかりではないかも知れませんが
夫にとっては、その事が何よりも嬉しい事なのです。

その、妻の役割とは....
ある時は、労する夫の健康を管理する看護士として
又ある時は美味しい料理を作るコックとして、
時には激励者として、保護者として、
夫を陰で支える事です。

いつの日か,夫の仕事が成功し 家庭を顧みる
心の余裕ができるまで、妻の忍耐が必要です。

途中苦しくて、苛立ちがつのっても棄権しないで下さい。
夫の愛情が、妻だけに注がれる日の来る事を固く信じて。

互に忍びあい、もし互に責むべきことがあれば、ゆるし合いなさい。
主もあなたがたをゆるして
下さったのだから、そのように、
 あなたがたもゆるし合いなさい。これらいっさいのものの上に、
     愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帶である。
    
−コロサイ3:13〜14−