11   成就するためであった(2007.02.17 第一礼拝)
『成就するためであった』 マタイ2:13-15,19-23
 
「立って、幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい。
そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。
ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。」(13節)
 
さて、このような言葉が夢であなたに語られれたとして、あなたは旅立てますか?
私も体験があるのですが、小さい子供連れの旅行は大変です。
2000年前の当時なら、なおのこと大変です。
しかし、ヨセフは家長として旅立ちました。
ある人たちは、「彼は、信仰深いからできたのだ」と言います。
確かにそうかも知れません。
 
しかし、ただそれだけではないと思うのです。
神様は、この言葉の達成のために、周到な準備をしていました。
この夢に先立って、博士たちがヨセフ一家を訪ねてきて、黄金・乳香・没薬という当時の高価な品々をプレゼントしていきました。
このプレゼントが、エジプト滞在の経済的な面を支えていたのでしょう。
神様が送ってくれた博士たちの来訪が、精神的にも経済的にも支えになったのです。
彼が旅立てた大きな要因は、博士たちを遣わしてくれた神様への信頼です。
それは、神様が与えてくれた信頼です。
 
神様は、ただ旅立つ命令だけでなく、「私が知らせるまで、そこにいなさい。」という言葉も与えました。
これが大切です。
自分の感情で動いておいて、「祈ったから」と言って、神様に責任取らせるのではありません。
これは、熱心なクリスチャンにありがちなので、気をつける必要があります。
進むのもとどまるのも、神様と一緒、神様の号令によってなのです。
それは一見、愚かで消極的に見えるかも知れません。
しかし、このことをするには、訓練が必要です。
努力や修行としての訓練ではなく、確かに働く神様の愛の体験を繰り返すという訓練です。
 
聖書には、彼らのエジプトでの生活は、何も書いていません。
しかし、ヨセフは確かに支えられていたのです。
「生きて働く神様がいる!」
この確信は、エジプト滞在で、さらに強められたことでしょう。
だから、この後さらに2回の神様の声に、彼は従えたのです。
 
これらの体験は何のためだったのでしょう。
これは、主が預言者を通して、「わたしはエジプトから、わたしの子を呼び出した。」と言われた事が成就するためであった。(15節)
これは、旧約聖書・ホセア書11:1の引用です。
これは預言者たちを通して「この方はナザレ人と呼ばれる。」と言われた事が成就するためであった。(23節)
ここは、「預言者たち」と書いてあることから、旧約聖書全体からの引用と考えていいでしょう。
 
つまり、神様の言葉が成就するためだったのです。
しかも、準備も励ましも支えもタイミングも、神様が周到に用意してのものです。
 
ところで、救い主イエスさま一家に対してだけでなく、現代に生きるあなたにも神様の言葉が成就されようと待機しています。
 
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16)
聖書の中の聖書、ともいわれる箇所です。
この言葉も、あなたの人生に成就されようとしている言葉の一つです。
ここでも、準備はすべて周到に神様がしました。
この言葉の成就のために、イエスさまが十字架にかかり、三日目によみがえり、聖霊様が送られたのです。
 
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、「あなた」を愛された。
それは御子を信じる「あなた」者が、決して滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
この言葉が、あなたの人生に与えられているのです。
 
最後の決断は、あなたです。
私たちは、命令どおりに動くロボットや操り人形として造られたのではありません。
自由なものとして造られたのです。
ヨセフは、神様の愛の中に生きる道を選びました。
 
あなたはどうしますか?
 
神様はあなたに、愛の言葉を用意しました。
神様はあなたに、永遠のいのちの言葉を用意しました。
準備はすべて、神様が整えました。
さあ、生きて働く神様の言葉の中に踏み出しましょう。
あなたの人生に、神様の愛の言葉が成就するために。
 
あなたのためにお祈りしています。
 



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