シリーズ ハレルヤ! 04 
『勝利のハレルヤ』 ローマ 8:31-39 
  
今週は、パウロの書いた、勝利のハレルヤ、勝利の賛歌を味わっていきたいと思います。 
力強く、大胆に、神様の愛を感動的に歌った賛歌です。 
いろんな解説も必要なく、読めばわかる内容になっています。 
  
神様は私たちの味方です! 
神様は私たちを愛してくださいます! 
神様は私たちの罪を赦してくださいました! 
イエスさまは、そのために十字架にまでついたのです! 
だれも、私たちを罪に定められません! 
神様の愛は、どんなことがあっても離れないのです! 
  
とってもシンプルな内容です。 
聖書の、そしてキリスト教の、基本中の基本、真髄中の真髄といってもいいでしょう。 
  
でも実際、クリスチャンになってからも、この確信が揺らぐときがあるのです。 
それは、なぜでしょうか? 
  
ゴスペルハウスは塾も併設していて、私が日本人の生徒に教えています。 
ここのところ、少し教え方を変えてみました。 
「先生、この問題がわかりません。」 
こう聞かれると、今までだったら、 
「よし、それはね、・・・」と説明していました。 
ところが、今は、 
「ん、大丈夫。この問題、あなたは解けるから、やってごらん。」としたのです。 
もちろん、生徒の力量を考えて、必要なときに限ってですが。 
  
すると、彼らは自力で解いてしまうのです。 
私が目指したのは、「私なんかどうせできない」という思いからの解放です。 
「大丈夫、できるから」と、宣言されたときに、彼らは力を発揮するのです。 
逆に言えば、「できない」という思いが、本来あるべき力を押さえつけていたのです。 
それは凄まじいマイナスの力です。 
  
そうです。 
最後の強敵、最強の強敵は自分なのです。 
自分自身の縛られた思い、間違った固定概念、思い込みです。 
「わかってんだけど、でも・・・・」 
「こんな私なんて・・・」 
こんな言葉から解放されましょう。 
  
今週の御言葉を、あなたに語られた言葉として、受け止めてください。 
これは、一部の偉大な信仰者にだけ与えられた特権ではないのです。 
「私たちすべてのために」(32節)なのです。 
  
どんな力も被造物も、神様の愛からあなたを引き離すことはできません。 
あなたの弱さも不完全さも神様は知っていて、その上で愛してくれているのです。 
神様の愛の手は、どんなことがあっても、あなたに差し出されています。 
神様の愛のまなざしは、どんなときでも、あなたに注がれています。 
神様の愛は、いつもあなたに開かれているのです。 
  
ただ、あなたの縛られた思いが、それを見えなくしているのです。 
差し出された神様の愛の手から目をそむけ、愛のまなざしに目をつぶってしまうのです。 
自分自身を責め続け、知らないうちに神様の愛に敵対してしまうのです。 
これでは、悪魔は小躍りして大喜びです。 
大喜び、させちゃいけません! 
しっかりと神様の愛を受け取って、神様を大喜びさせましょう。 
  
生きた言葉として、真実の言葉として、現実の言葉として、何より、あなたへの言葉として、勝利の賛歌を、勝利のハレルヤを、あなたの人生に受け入れましょう。 
私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。 
だれも、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。 
  
あなたのためにお祈りしています。 
 |