今週は、ペンテコステ特別礼拝です。

イエスさまは十字架で死なれて、３日目によみがえりました。

そして、復活から５０日目にあたるのが、ペンテコステです。

今週の聖書箇所には、その日の出来事が書いてあります。

この日、聖霊様が弟子たちに与えられ、弟子たちは力強く伝道を開始しました。

いわば、キリスト教会の誕生日です。

 

この聖書箇所の後、14節から、ペテロのメッセージが始まります。

そして、その日のうちにイエスさまを受け入れた人が3000人も与えられたのです。(41節)

そしてその後も、毎日新しい人たちが仲間に加えられていきました。

弟子たちは、先週のメッセージで言いましたように、たった１％の残された者たちでした。

しかし、信仰の炎が、聖霊様の力によって再び大きく燃え上がり始めたのです。

 

では、どのようにしたら聖霊様を受けることが出来るのでしょうか。

 

1節にはこうあります。

 

ある人はこう言いました。

みなが一つ所に集まっていたのは、祈るためです。

みんなで一生懸命祈った結果、聖霊様が与えられたのです。

与えられる鍵は、「熱心な祈り」です。

また他の人はこう言います。

「一つ所に集まる」がポイントです。

つまり、教会に集うことが大切なのです。

みんなが集ったからこそ、聖霊様は与えられたのです。

それぞれ一理あるように感じますね。

 

しかし、弟子たちは本当にそんなに立派な人たちだったのでしょうか。

もし、そんなに立派な人たちだったら、五旬節のような人がたくさん集まるときに、部屋に閉じこもっていたでしょうか。

きっと、がんばって伝道していたことでしょう。

 

しかし事実、彼らは隠れていたのです。

イエスさまが去って、聖霊様が与えられる約束はいただいたものの、不安で仕方なかったのです。

イエスさまと同じように、死刑になるのが怖かったのです。

そんな惨めな状態の彼らに、聖霊様は下ったのです。

 

これがキリスト教の真髄です。

立派な人にさらに祝福が与えられていくのではなく、惨めさの中に神様の愛と力が現れるのです。

私たちは惨めで弱い時こそ、神様の力によって愛にあふれ強いのです。

 

弟子たちが聖霊様を受けた条件、それは、「イエスさまの約束」です。

イエスさまが約束したから、聖霊様を受けたのです。

人間側の条件(立派な信仰や強い祈りなど)ではありません。

ただただ神様の恵みなのです。

 

そして、今、イエスさまは私たちすべての人間に、聖霊様をくださる約束をしました。

期待して求めましょう。

あなたの人生に、聖霊様は必ず与えられます。

あなたのペンテコステは、必ず起こるのです！

 

 

約束の聖霊様が、あなたの人生にのぞみます。

あなたの人生に愛があふれます。

あなたの人生に力がみなぎります。

イエスさまの約束は必ず守られます。

さあ、期待して待ちましょう。

その日、それはあなたのペンテコステです。

 

あなたのためにお祈りしています。