60   神の力 (御言葉の旅-365 準備礼拝(1) 2006.10.14)
御言葉の旅-365 準備礼拝(1)
『神の力』 1コリント 1:18
 
十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、
救いを受ける私たちには、神の力です。(1コリント 1:18)
 
私の友人のSさんは、日本に住んでいます。
私より年下なのですが、クリスチャンとしては私よりも先輩です。
彼は、大晦日の集会になると決まって言うことがあります。
それは、「ハレルヤ!今年も聖書通読を完成しました!」です。
私はその元気な声を聞くたびに、「すごいなぁ!」とただ感嘆していたものでした。
飽きっぽい私は、年間通読をやり遂げたことがなかったのです。
 
聖書は、旧約新約合わせて66巻(旧約39巻・新約27巻)からなる書物です。
旧約聖書がおよそ1500ページ、新約聖書がおよそ500ページで、合計約2000ページ。
書簡は章に分けられていて、聖書全体で1189章(旧約929章、新約260章)です。
これを一年365日で読もうとすれば、1日あたり3章と1/4章になり、3章か4章ずつ読んでいけば達成できる計算になります。
しかし、年間通読はいい事とはわかっていても、挫折する人も多いのが現状ではないでしょうか。
かく言う私もその一人です。
 
しかし、今週、神様から聖書の年間通読の思いを与えられました。
しかも、私一人がするのではなく、「みんなで読み通す」というものです。
それで、『御言葉の旅-365』という聖書年間通読企画を立ち上げることになりました。
今日はその準備礼拝(その1)です。
 
聖書通読の目的はなんでしょう。
聖書や神様をより理解するためでしょうか。
聖書知識を増やすためでしょうか。
はたまた、クリスチャンとしての義務なのでしょうか。
こんなことを思い巡らしているうちに、神様から今日の聖書箇所を与えられたのです。
 
十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、
救いを受ける私たちには、神の力です。(1コリント 1:18)
 
旧約聖書は十字架のキリストを指し示し、新約聖書は証しています。
ということは、十字架のことばイコール聖書の言葉ということです。
つまり、聖書の言葉は、神様の力なのです。
イエスさまの十字架により、私たちに与えられた神様の力なのです。
人間の知恵や努力や研究で聖書の言葉を理解したならば、神様の力を得られるというわけではありません。
十字架のことばが神様の力だから、私たちは力を得るのです。
この聖書通読の目的は、神様の力を私たちの人生に迎えることです。
 
御言葉の旅-365は、聖書を学ぶ旅ではありません。
神様の力をお迎えする旅です。
知識ではなく、体験する旅なのです。
 
サンパウロ・ゴスペルハウスの聖書通読企画『御言葉の旅-365』に参加しませんか。
サンパウロ・ゴスペルハウスのメールメッセージは、日本はもとより、アメリカ本土・ハワイ・カナダ・トルコ・香港・メキシコ・ブラジルなど、多くの地域の方が受信しています。
ということは、世界中で、同じ日に、同じ聖書箇所を読んでいる仲間がいるということです。
世界規模で旅の道連れがいるのです。
なんという励ましでしょうか。
 
『御言葉の旅-365』の出発は10月30日(月)、到着予定は2007年10月29日(月)です。
出発まで2週間、祈って備えましょう。
そして、旅の仲間を増やしましょう。
この旅の中で出会う神の力に期待し、ワクワクしましょう。
 
くしくも今日、14日夕方から、ユダヤの暦では律法歓喜祭(シムハット・トーラー)が始まります。
簡単に言うと、神様から与えられた御言葉を喜ぶ祭りです。
『御言葉の旅-365』を通して、御言葉、神様の力に感謝し、歓喜する365日を迎えましょう!
 
あなたの人生に、神様の力が注がれます。
それは、イエスさまの十字架によって注がれた、愛の力です。
神様の言葉は、あなたを愛し、あなたを赦し、あなたを自由にします。
愛と喜びといのちにあふれた旅が、もうすぐ始まります。
ご一緒に、この旅を進みましょう。
 
あなたのためにお祈りしています。



| 前週へ | 年間目次 | 次週へ |


ホーム 集会案内 伝道師紹介 Message 2008 御言葉の旅 歴史(年表) リンク集 Message 2007 Message 2006 Message 2005
Message 2004


gospelhouse@church.ne.jpメールはこちらまで。