36   イエスさまのくびき 〜第120回記念礼拝〜 (メッセンジャー03 2005.09.17)
シリーズ メッセンジャーはイエスさま 04
『イエスさまのくびき 〜第120回記念礼拝〜』 マタイ 11:28-30
 
今週の聖書箇所は、第12回礼拝と同じです。
サンパウロゴスペルハウスの第1回から第51回礼拝までは、旧約聖書の創世記の連続説教でした。
しかし、第12回礼拝はそうではなかったのです。
このときのメッセンジャーは、坪井永代伝道師でした。
 
約2年前のこの頃、私はブラジルでの伝道を開始したばかりでした。
しかし、礼拝の回数を重ねるたびに、どんどんと自分自身の能力の限界を知らされるようになってきていたのです。
そして、第10回目の礼拝の頃には、もう、何をしていいのかわからなくなっていました。
自分自身の能力に限界を感じ、自分自身の能力に絶望していました。
 
その時、神様はアルゼンチンから日本に帰る途中の坪井永代伝道師を、サンパウロゴスペルハウスに送ってくださったのです。
そして、第12回礼拝で、彼が語ったのがこの御言葉だったのです。
神様のこのプレゼントによって、私はもう一度立ち上がることができました。
それは、自分の力ではなく、神様の力によってです。
自分自身の能力に絶望した時、神様の力が与えられたのです。
 
くびきと言うのは、「下面に2つのくぼみをつけた頑丈な横木で造られた道具で、2頭の家畜(特に牛など)の首に固定させ、車やすきを引かせた。」(新聖書辞典)です。
よく出来たくびきは、軽く、首にぴったりフィットし、力が出しやすくなります。
逆に不出来なくびきは、重く、力がうまく入らないばかりではなく、首を傷つけることさえあります。
まるで、足を守るための靴を履いているのに、靴擦れで足を傷つけてしまうようなものです。
 
私はここ数ヶ月、病気でした。
病気といっても体の病気ではなく、心の病気・たましいの病気でした。
「○○でなくてはならない」とか、「○○しなくてはならない」とか考えて、自分自身を傷つけていたのです。
そして、リラックスが必要とわかっていながら、挙句の果てには、
「リラックスしなくてはならない」と、また自分自身を追い込んでいました。
そして、どんどんと深みにはまっていきました。
最後の解決手段である神様の愛についてさえ、
「神様に愛されなくてはならないのだ!」と、自分自身の信仰を裁いていました。
 
それはそれは重い自分自身へのくびきでした。
そんな時に神様は、この御言葉を私に送ってくださったのです。
前回、第12回礼拝には、自分の能力に対して絶望した時に、坪井永代伝道師を神様は送ってくださいました。
そして今回、第120回礼拝では、自分の信仰に絶望した私に、イエスさまによる新しい信仰を神様は送ってくださったのです。
思えば、当時のユダヤでは12は完全数でした。
神様は、自分自身に絶望した時にこそ、神様の力が完全に現れることを私に教えてくださったのです。
 
イエスさまは私に命令しました。
すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。(28節)
私たちに必要なことは、「イエスさまのところに行こう」という事です。
そして、イエスさまは約束してくださいます。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。(28節)
私たちに与えられるのは、「イエスさまのところに憩う」事です。
「イエスさまのところに行こう」と「イエスさまのところに憩う」、言葉遊びのようですが、まさしく私たちに必要な事柄なのです。
 
私はイエスさまのところへ帰りました。
そして、イエスさまによって重荷を取り除けられました。
自分自身を縛っていた、重く、苦しい、くびきからも解放されました。
そして、新しくイエスさまのくびきが与えられたのです。
それは、私のためにイエスさまが作ってくれた特別製。
首にぴったりフィットし、軽く、心地よく、存分に力を発揮できるくびきです。
特製・特注・オーダーメイド、まさに世界に一つのくびきです。
イエスさまの約束どおり、私はたましいに安らぎを得たのです。
 
イエスさまはあなたにも、特別製のくびきを用意してます。
それは他の誰の物でもない、あなただけのものです。
イエスさまのところに行きましょう。
イエスさまのところで憩いましょう。
新しい愛の生涯が、いま、スタートするのです。
キーワードは「イエスさまのところにいこう(行こう&憩う)」です。
 
あなたのためにお祈りしています。



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