05年12月25日
「羊飼いのよろこび」
ルカの福音書 ２章８〜２０節
ことばに表わせないような恐れと喜びが我々一同を包んでいた。
主の御栄光でこの牧場一体が満たされていたのだ。御使いが
去った後も興奮は冷めなかった。「今のは幻だ」と言う者もあれ
ば「確かに本物の御使いだ」と言う者もいた。「すぐ行ってみよう」
と言う者もあれば「しかし、羊達をこのままにしておけない」と
言う者もいた。しかし私は皆に伝えた。「いいか!御使いは
『あなたがたのために』と言っていたぞ。誰にも顧みられたこと
のない俺たちのために『救い主がお生まれになった』と。」
内から湧き上がってくる喜びを抑えきれずに、私達は
ベツレヘムへと駆け出していた。