06年 1月15日
「いのちのパン」
ルカの福音書 6章47〜58節
キリストが「わたしはいのちのパンです」、「わたしは天から
下って来た」と宣言したとき、同郷のガリラヤ人たちの多くは
激怒し、また失望した。「神への不敬だ」、「彼の肉を食べ、
血を飲む? 狂気の沙汰だ!」 しかしその狂気の沙汰が恵みの
事実となるように、キリストは十字架上で自ら犠牲となったのだ。
罪なきキリストの体は実際に裂かれ、温かく流れていたその血
が流された。キリストの肉体は私たちの罪のための完全な
供え物とされたのだ。「いのちのパン」として文字通りご自分の
体を裂いてでも、私たちに「それを信じて食するように」と
キリストは願っておられる。