06年 7月30日
「われらの避け所」
詩篇 46篇1〜11節
一昨年暮れのスマトラ島大津波の経験が生かされず、
今年5月のジャワ島の大津波でも多くの命が失われて
しまった事は、記憶に新しい。まさか…ここならば…
自分だけは…そう思っている時、災厄は突如私たちを襲う。
どんなに若くて力があろうと、地位や名誉、財力があっても
避けられない災難がある。人生の苦難もまた然り。あなたに
避け所はあるのか。神こそが、あなたのために現実に
存在する避け所であると聖書は断言する。本詩の作者は
尋常ではない苦難の中で
「そこにある助け、われらは恐れない」と信仰を告白する。