07年10月 7日
「人間の創造」
創世記 1章26〜318節
神が創造のみわざを全て終えた時、お造りになった全てのものを
ご覧になった。物を創る仕事をしている者なら、神が「ご覧になった」
そのときの気持ちは想像つくかもしれない。それは喜びなのだ。
ひとつひとつの色をキャンバスに思い通りに置いていく時の胸の高鳴り
は作者にしかわからないだろう。神はご自身の目で完成作品を満面の
笑みをもってご覧になったのだ。その作品の中心は神のかたちに
似せて造られた「人」である。神は人に祝福を与え、すべての生き物を
支配せよと命ぜられた。獣たちとは一線を画すように、人に食物として
草や実を与えられた。神によって与えられた世界の秩序はそのまま
祝福だったのだ。その祝福はこの後入ってきた罪によってあっけなく
崩壊を見るが、それでもなお、この祝福を回復する約束が与えられた。
それが神のひとり子であられるイエス・キリストによる回復である。
神はキリストによってこの世界を再びもとのかたちに戻そうと
なさっているのだ。
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