07年10月28日
「義のために苦しむとき」
ペテロの手紙 第一 3章 13〜18節
「義のために迫害されている者は幸いです」とかつてイエスは仰せに
なった。これまで聞いたこともなかった神の御国の語られように、
人々は歓喜したことだろう。ペテロもまた、イエスこそ自分たちの王国を
復興してくれる約束の王であると思ったに違いない。
しかし、迫害されている者が幸いであるとは?聞いているほど実践する
のは容易くはない。イエスもまた迫害に会い、妬みに駆られた者たちに
よって捕らえられてしまった。まさにその時に、ずっと付き従ってきた
ペテロは一目散に逃げ出してしまったのだ。かつてイエスを偉大な師
としか捉えていなかった時には、ペテロは弱く惨めで滑稽ですらあった。
それは、所詮人間的な物の見方しかしていなかったからだ。
しかし、イエスを真の救い主・自分の神とした時に、ペテロは変えられた。
迫害されるほどの義・すなわち神との正しい関係をもつ信仰者は本当に
幸いである。一時の苦しみを前にしても、約束されている永遠の祝福を
仰ぎ見ることができるからだ。かつてユダヤの議会において、イエスの
御名のためにはずかしめを受けるに値する者とされたことを喜んだ
ペテロの姿は真実である。
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