礼拝500字メッセージ
---ある出席者のレスポンス---

07年12月16日

「神の目と心はいつもそこに」
列王記 9章 1〜8節

「わたしの目と心はいつもそこにある」と神は仰せになった。それは、
イスラエルの王ソロモンが神のために願っていた主の宮を神に捧げた
ときにいただいた神からの応答だ。人間的な言い方が許されるのなら、
神はどのような表情でソロモンに仰せになったのだろう。
「お前がわたしの目にかなう歩みをするかどうかをいつも見張って
いるからな」と眉をひそめるように仰せになったのだろうか。
そうは思えない。神は、まだ信仰の幼いわが子を慈しむように優しい
まなざしを向けておらられたのだ。ソロモンの父ダビデは人間的に
いわゆる"落ち度のない人"ではなかった。姦淫と殺人の罪を犯した
こともあった。しかしそれでも神との関係(交わり)は断絶して
しまわなかった。失敗をしてはべそをかきながらすがりついてくる幼子
とその父の関係だった。神はどこまでもそんなダビデをこよなく愛した
のだ。ソロモンにもその父と同じく歩むようにと神は願われた。ソロモン
に注がれた慈しみ深い神の目と心は、今もわたしたちとともにある。

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