08年12月 7日
「とこしえの救いを与えるキリスト」
ヘブル人への手紙 5章1〜10節
大祭司という役職は、日本人にはいまひとつピンとこないかもしれ
ないが、ヘブル人にとっては特別な存在であった。離散して遠く
エルサレムから離れているヘブル人たちにとっては、自分にも
アブラハムの血が流れていることを再確認させられる文言なのだろう。
聖なる民として神と契約を結んだヘブル人たちは、さまざまに規定
された律法を守り、絶えず真の神を礼拝し、仕える必要があった。
ヘブル人の中でも特別に選び出された部族のみが、神と民との
仲介者となることができた。これが、祭司職である。その中でも特別
に至聖所に入ることを許されているのが、祭司の代表である大祭司
だ。今、私たちのために大祭司を勤めてくださるのは、罪ある人間
ではない。神の御子キリストが、ご自身を捧げて罪ある人間との仲介
を勤めてくださるのだ。私たちは、このキリストを通して
大胆に神の御座に近づくことができるのだ。
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