礼拝500字メッセージ
---ある出席者のレスポンス---

09年 1月 4日

「強くあれ。雄々しくあれ。」
申命記 31章7〜8節

モーセの後継者ヨシュアが極度の緊張状態にあったことは容易に
想像できる。大集団であるイスラエルの同胞を約束の地カナンへと
導くのはこの自分であると宣言されたからである。かつて師である
モーセが主である神に「ヨルダン川の向こうにある良い地を見せて
ください」と懇願したにもかかわらず、それは退けられたのだった。
ヨシュアはそのときその場に居合わせて、弱々しくうなだれる
師モーセにかけることばを見つけることができなかったことだろう。
そして、いまやモーセが持ち続けてきた神との約束と信仰は、
イスラエル全会衆が見守る中そのヨシュアに受け継がれようとしていた。
神がせよと命じられているのは、この大集団を一つにまとめてカナン
の地へと導くという前代未聞の大仕事だ。脚の震えが止まらない
ヨシュアに、神はモーセをとおして繰り返し語られる。
「強くあれ。雄々しくあれ。」と。
この信仰は神を信じる者たちへ次々と受け継がれていく。
現代を生きる私たちもまた、新たなチャレンジを受け、神ご自身から
みことばをいただくのだ。「主(神)はあなたを見放さず、あなたを
見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」と。
そしてヨシュアはこの後、神からの知恵の霊に満たされて
イスラエルを前進させていくのだ。

先週の500字メッセージ
次週の500字メッセージ
礼拝500字メッセージTOPに戻る
泉キリスト教会TOPに戻る