09年 6月28日

「キリストにならって」
ローマ人への手紙 15章 1節-6節

「天は神の栄光を語りつげ、大空は御手のわざを告げ知らせる・・・
話もなく、ことばも聞かれない。しかし、その声は全地に響き渡り、・・・届いた。」
誰が認めようと認めまいと、神がおられることは宇宙や自然のなかに現され
ていると聖書は語っている。人は神のかたちとして造られ、我が物顔に地球を
支配するのではなく、神の代理人・副指揮官として治めるように、また、
神の栄光を現す者として特別に創られた。
キリストがメシヤ（救い主）だと知らされたパウロは、クリスチャンを迫害していた
過去を隠すことなく、むしろ聖書の全てを学んだ者としてメシヤ到来の真髄を
語った。力ある者は力のない人たちの弱さをにない、キリストがご自分を喜ばせる
ことをなさらず神の御旨をまっとうしたように、聖書の与える忍耐と励ましによって
希望を抱きつつ、キリストにならって生きよと語った。
人は個性に溢れている。どんな人でもキリストに贖われ罪を赦される時代が到来した。
神を知るのは自然の美しさや隣人から受ける優しさからではないだろうか。
何よりも聖書から。御霊なる神が心に宿ることにより、この世の善悪や価値観に
囚われず、キリストにならって生きることを可能にしてくださった。
互いの営みに神のうるわしさや優しさが現された生活は、神の栄光を現す。
（K.T）

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