学生会を支える人々

初期のKGKの卒業生たちは、神学校や大学院に進学しながら、直接後輩の指導に当たっていましたが、学内やメンバーが増える中で、卒業生たちは専任の働き人を立てて、祈りと経済面でKGKを支え始めました。こうして、卒業生会が結成され、最初の「主事」という働き人が立てられたのです。 また、KGKの3つの柱の一つの「超教派」は、KGKの働きが地域教会の祈りと協力によって支えられていくことを意味する中で、その目的に沿った働きと支援を受けるために、各地区協力会が組織されています。 こうしてKGK「学生会」を支える「卒業生会」「主事会」「協力会」が立てられ、学生を励まし、支えていっているのです。
支え手たち
- 卒業生会
- 主事会
- 協力会
学生会を支え、支える組織を通して卒業生同士、交わり、学び、成長することを励まします。
①交わり 卒業後に遣わされていった地では、いろいろな困難も伴います。しかし、ひとたび信仰の共に会えば主にある恵みを思い出し、今遣わされている地での歩みを励まし合える。そんな弱さも本音もさらけ出して福音に生きることを支え合う友との交わりは、なんと幸いでしょうか。 ②学び 遣わされた地で福音に生きるためには、卒業後もキリスト教世界観を学ぶことが欠かせません。卒業生会の学びの三本柱は「労働観の学び」「結婚の学び」「献げる恵みの学び」。私たちが御言葉を学んで成長することを通し、キリストの教会が建て上げられていくこと。それが、卒業生会の願いです。 ③支援: KGKが始まって間もなく、卒業生は学生たちへKGKの働きを継承するために主事を立てました。学生世界に福音が満ち、学生たちが救われ成長することを願い、卒業生会は主事を卒業生の代表として学生世界に遣わします。
絶えず入れ替わる学生たちに、KGK運動のスピリットと歴史を通して与えられた良い伝統を伝え、学生を励まし、訓練します。
主事は卒業生の代表として学生宣教の世界に派遣され、学生たちが主体的に神様に応答できるように励ましています。学校訪問や巡回の時に個人的に学内活動の問題だけでなく、個人的な悩みなども共に考え、向き合ってくれます。ぜひ気軽に相談して下さい。また、新しい学内活動が起こされるためにサポートしてくれます。その他にも、世界宣教や社会問題について、学生たちに広い視野を持つことを励ましたり、学問と信仰、聖書的恋愛観について考えるような信仰の歩みについてアドバイスもしてくれます。共に向き合いつつ、祈り、神様に期待していきましょう。
対外的に地域教会に対しての責任を明確にし、協力会を通して教会の意見をKGKに反映します。
KGKの働きは諸教会の理解と支えがなければ学生宣教に出ていくことはできないでしょう。協力会はKGKの働きを諸教会に伝え、この福音の働きに加わってもらうことを願っています。総会を行い、諸教会の意見やアドバイスをいただくことで、学生たちを励まし、学生の姿をニュースレターや教会訪問などで恵みを分かち合い、共に宣教の喜びを楽します。また、セミナーなどを開くことで、主に在る諸教会に仕えています。