お家の方と一緒に徒歩や自転車で幼稚園に到着。
階段の下で園長先生と「おはようございます。」のご挨拶をして、慣れた子はここで「行ってきます!」。ひとりで階段を上がります。玄関で上履きに履き替えて・・・下駄箱には名前と、年中年少組には目印のシールがはってあります。年長組になると、年度のはじめに自分が入れる下駄箱の場所は自分で決めます。
園舎に入ったらこひつじノートにシールを貼ります。
3学年並んだ机でシールを貼ったら、ノートを自分のクラスのかごに入れます。
かばんをロッカーに納めて、友だちが来ると挨拶を交わします。
全員で集まって朝の礼拝の時間。讃美歌を歌います。今月の聖書の言葉を暗誦します。手を組んで目を閉じてお祈りをします。お祈りのことばは先生が言います。例えばこんなふうに。「天の神さま、今日も明るい朝をありがとうございます。皆元気に幼稚園に来られました。ありがとうございます。今日も1日見ていてください。お守りください。病気のお友だちがはやくよくなりますように。」
そして最後に皆で一緒に声を合わせます。「このお祈りをイエスさまのみ名によっておささげいたします。アーメン。」
椅子を持って各教室に集合します。 椅子の持ち方は決まっています。椅子はちょっと重いけれどみんな上手に持ちます。年長ゆり組、年中もも組、年少たんぽぽ組の教室で、先生を前にして椅子を円形に並べます。出席をとります。先生は「○○○○さん。」と、ひとりひとりの苗字と名前を呼びます。「はい。」の返事も段々大きな声が出るようになります。
月曜日はジャクパ・スポーツクラブの先生の運動があります。各学年30分ずつ楽しみながら体を動かし「走る」「跳ぶ」などの基本的な動きに加えて、マット運動、跳び箱、鉄棒、縄跳び、ボール遊びなどに慣れていきます。
火曜日~金曜日は季節の行事やその準備、月に1~2回の園外保育、折り紙や絵画制作、集団遊びやゲーム等、子どもたちの発達に合わせた活動をしたり、時には子どもたちがやりたいことを活動に取り入れて、発展させていったりもします。
幼稚園の好きな場所で好きな遊びをします。園庭で砂や水使って、大きな山や川をつくったり、ままごとやお店やさんなどのごっこ遊びをしたり、鬼ごっこやボール遊びで思い切り体を動かしたりしながら遊びます。部屋では制作コーナーで紙やテープや廃材を使って作ることや、ままごと、ブロックでのごっこ遊び、粘土や絵画を楽しみます。
自由遊びの中は、学年を越えた友だちとの関わりや、自分で考えたり工夫したり決めたりしていく力が育ち、また好きなことに集中してやり遂げていく達成感や満足感があります。それは、子どもたちの中に「できる、できない。」という目に見える力よりも、見えないけれど大事な力を養っていきます。
自由遊びで使ったおもちゃや道具を片つけます。「お片つけをしましょう。」とお当番の子が放送します。外遊びのおもちゃは、たらいの中できれいに洗って、同じもの同士をかごに重ねて片つけます。部屋のおもちゃはもとの場所に種類ごとに整頓します。
子どもたちは、分類や並べることが大好きです。慌しい片つけの時間の中でも「在るべきものを在るべきところに収めること」を、毎日の習慣にしていきます。
机を出してお弁当の用意をします。年長は教室で、年中、年少組は合同でお弁当の時間です。年長、年中組にはお当番が2人ずつ居て、テーブルクロスやお茶を配ってくれます。用意ができると讃美歌「しょくぜんのおいのり」を歌い、皆でお祈りをしていただきます。「天の神さま、今日もおいしいごちそうをありがとうございます。みんなでたのしくいただきます。食べ物のない人にも食べ物をお与えください。このお祈りをイエスさまのみ名によっておささげげいたします。アーメン。」
降園時間までのひと時、本を読んだり庭で遊んだりしてゆっくり過ごします。
先生を囲んで、かばんを持って座ります。こひつじノートをひとりずつ返してもらいます。幼稚園からの手紙を渡す日もあります。毎日一冊ずつ絵本の読み聞かせ。先生が読む絵本を皆で聴きます。
一日の終わりに声をそろえて「主の祈り」を祈ります。
さようならまた明日。
クラスごとに園庭の定位置に並んで、挨拶をします。お家の方が迎えにいらした順番に、先生から名前を呼ばれて「さようなら」。お家の方と帰ります。
やったー、今日はお預かり!朝、お家から申し込みがあった子どもたちは、降園希望時間まで好きな遊びを楽しみます。15時半頃には簡単なおやつが出ます。
日曜日の朝9:10~小学生の教会学校があります。
幼稚園を卒園してからも教会学校につながり、礼拝・イースター・遠足・みかん狩り・クリスマスなどを一緒に楽しみましょう。(現在は毎月1回行っています。)