隠れたところにおられるあなたの父に祈る
イエスは「祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、
隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。」と命じておられます。
ひとりで、誰にも見られたり聞かれたりしていない所で神と対座しなさいというのです。
人目が気にならない所での祈りは、どんな祈りになるでしょうか?
本心からの祈りになります。「人に聞かれたら、大いに恥ずかしい」ということも祈れます。
「人に聞かれたら、絶対に非難される」というようなことも祈れます。
特に、本心からの罪の告白と罪の悔い改めの祈りは非常に重要です。
イエスは、この命令に対する約束も語られました。
「そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」
本心からの悔い改めの祈りは、聞かれます。
見せかけの悔い改めの祈りは、聞かれません。
人目があると、本心からの祈りが制限されてしまいがちです。
みんなで一つになって祈るのは、非常に力があります。
けれども、それだけでなく「ひとりで祈る」ことこそ日々行うべき大切な祈りなのです。
今日も、戸を閉めてひとりで祈っていきたいと願います。
【今日の聖書】
だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、
隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。
マタイによる福音書 6章6節