迫害する者のために祈る
敵は愛するものであって、憎む者ではありません。
悪魔や悪霊、悪自体を憎むのは当然ですが、
人間は、どんなことをしている人であっても愛さなければなりません。
冤罪で責め立てられても、どんな非難や批判や嫌がらせを受けても
罵られて嘲られたとしても、その他どんな目にあったとしても
悪をしているその人自身は、愛さなければならないのです。
イエス・キリストの姿を、いつも思い浮かべている必要があります。
迫害する者のために祈る姿が、十字架のイエスにはありました。
迫害する者たちを憎むのではなく、彼らを愛して彼らのために祈るべきです。
「そんな祈りはできません」というのではなく、祈り始めることです。
必ず、自分自身が神によって変えられていくはずです。
敵を憎んだり報復したりすることは、神の御心ではないのです。
【今日の聖書】
しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
マタイによる福音書 5章44節