イエスは人に仕えられた
イエスの私たちに対する愛は、十字架に示されていますが
命を捨てるほどの愛と共に、人に仕える愛も示されました。
弟子たちの足を洗うという仕える姿を通して、愛を示されたのです。
食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。
それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、
腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。
ヨハネによる福音書 13章4〜5節
この時のことは、次のように説明されています。
「世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。」
さて、過越祭の前のことである。
イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、
世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。
ヨハネによる福音書 13章1節
愛の実行の一つは、仕えることです。
「人の下になって、その人のして欲しいことを行うこと」
これが隣人愛の、ひとつの表れです。
【今日の聖書】
キリストは、神の身分でありながら、
神と等しい者であることに固執しようとは思わず、
かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。
人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、
それも十字架の死に至るまで従順でした。
フィリピの信徒への手紙 2章6〜8節