1月13日ユダヤ人滅亡の危機勃発
1.アガグ人ハメダタの子ハマンが大臣になる
ユダヤ人はバビロンに捕囚になりますが、その後バビロンは変遷しペルシアになります。
ペルシアの王クセルクセス(アハシュエロス)の時代になると
クセルクセスは、インドからクシュ(エジプト方面)に至るまで百二十七州の支配を固めます。
クセルクセスの時代のことである。
このクセルクセスは、インドからクシュに至るまで百二十七州の支配者であった。
エステル記 1章1節
クセルクセスに仕える大臣の中から、アガグ人ハメダタの子ハマンが
特別に王に引き立てられ、同僚の大臣のだれよりも高い地位につくことに
なります。
その後、クセルクセス王はアガグ人ハメダタの子ハマンを引き立て、
同僚の大臣のだれよりも高い地位につけた。
エステル記 3章1節
2.ハマンはモルデカイを憎みユダヤ人を撲滅しようと企てた
アガグ人ハメダタの子ハマンは、自分に対してモルデカイが
ひざまずいて敬礼しない事に腹を立てます。
ハマンは、モルデカイが自分にひざまずいて敬礼しないのを見て、腹を立てていた。
エステル記 3章5節
ハマンは、モルデカイと彼の民族であるユダヤ人を全員滅ぼそうと決意を固めるのです。
モルデカイがどの民族に属するのかを知らされたハマンは、
モルデカイ一人を討つだけでは不十分だと思い、
クセルクセスの国中にいるモルデカイの民、ユダヤ人を皆、滅ぼそうとした。
エステル記 3章6節
3.クセルクセス王13年の1月13日に勅書が記された
ハマンはユダヤ人を撲滅する日を、くじで定めます。
そうすると12月(アダル)が、くじに当たりました。
クセルクセス王の治世の第十二年の第一の月、すなわちニサンの月に、
ハマンは自分の前でプルと呼ばれるくじを投げさせた。
次から次へと日が続き、次から次へと月が動く中で、
第十二の月すなわちアダルの月がくじに当たった。
エステル記 3章7節
ついにハマンは王の許可を取り、ユダヤ人撲滅の勅書を作成することに成功します。
こうして第一の月の十三日に、王の書記官が召集され、
総督、各州の長官、各民族の首長にあてて、
ハマンの命ずるがままに勅書が書き記された。
それは各州ごとにその州の文字で、各民族ごとにその民族の言語で、
クセルクセス王の名によって書き記され、王の指輪で印を押してあった。
エステル記 3章12節
むすび.ユダヤ人にとっては恐ろしい危機が訪れた
年の終わりの月には、すべてのユダヤ人が滅ぼされなければならないという
大変な事態がユダヤ人に訪れました。
1年経たないうちに、大きな滅びがやって来るのです。
この時のユダヤ人たちの嘆きと恐れは、どれ程だったでしょうか?
想像を絶する危機感の中に、全員が投げ込まれたことでしょう。
当時のクセルクセス王の支配は、127州に及んでいます。
ちょっとやそっとの逃避行では、その領土から抜け出せないのです。
大変な危機の中に、ユダヤ人全員が陥れられることになったのです。
そして現在の私たちも、同じ危機感の中にいます。
キリストの再臨の時が、やって来ようとしているのです。
信じる人々は携挙され、キリストと共に引き上げられますが
残された人々には、大患難時代が訪れるのです。
何とかして、大患難時代に残される人々が少なくなるように
イエス・キリストを伝えていきたい、それが私たちの願いなのです。
イエス・キリストを信じてキリストに従うなら、携挙され助かるからです。
【今日の聖書】
急使はこの勅書を全国に送り届け、第十二の月、すなわちアダルの月の十三日に、
しかもその日のうちに、ユダヤ人は老若男女を問わず一人残らず滅ぼされ、
殺され、絶滅させられ、その持ち物は没収されることとなった。
エステル記 3章13節