福田秀雄新約聖書注解全集 全12巻
本全集は著者が50年間毎日曜日の礼拝で語り続けてきたものをまとめたものです。私は神学校在学中、ギリシア語の学びに専念し、29歳で神学校を卒業して、独立伝道を始めました。その時から毎週金曜日を聖なる日と決めて、主の日の礼拝の為に大抵７～８時間聖書研究に費やしました。そしてマタイによる福音書から黙示録まで熟読したのです。そして80歳を越えました。教会を退任した時、神はそれをまとめるようにとの道を与えてくださったのです。それから6年間一年に2冊ずつ下記の新約聖書注解全集を刊行できたのです。神はそのために必要な編集方法、資金など与えてくださったのです。出版社に依頼すると莫大な費用が掛かるので、専門家の使う編集ソフトを求め、その学びに３年かかりましたが、ついに自分ですべてを編集することができたのです。そしてその校正は家内がほとんどやってくれました。長女も何かと助けてくれました。私がこれを出すことが許されたのは、主キリストの圧倒的な霊の注ぎを私の若き時に与えられたからです。
本書は、新約聖書27巻各書の紹介(筆者の執筆目的、当時の時代背景、その他）を、新約聖書聖書注解全集全12巻より引用してまとめたもの。マタイによる福音書はいつ、どのような時に、何の目的の為に書かれたのか、黙示録はどこで、誰によって何を伝えようとして書かれたのなどを、分かりやすく説明してくれるもの。これらを知れば知るほど、聖書を読むことが楽しくなります。