シャロームをあきらめない神(第二歴代誌36章11節~23節)

「シャロームの種を、手を携えて、この地に」2018年度の標語に基づいて、旧約聖書を紐解いていくシリーズも9回目、今回で一区切りとなります。創出レビ民申命記、モーセ5書で5回、ルツ記、列王記、エレミヤ書で3回です。キイワードを挙げるなら、アブラハムの種、マナの原則、ヨベルの年、逃れの町、木にかけられた者、ルツ・ナオミ・ボアズ、ソロモン王の光と陰、バビロンでシャロームを求めること、とピックアップできるでしょう。皆さんの心に、何か残っていることがあったら、幸いです。そして今朝開かれているのは歴代誌です。ここが旧約聖書の学びの着地点となります。というのも、旧約聖書の終わりは、本当にここだからです。これはちょっとした豆知識ですが、私たちがもっている旧約聖書は「マラキ書」で終わります。これは70人訳と呼ばれる聖書の並び順にならっています。一方で、ヘブル語で書かれた聖書原典の並び順は、これとは違います。ヘブル語聖書は、モーセ五書(トーラー)の次に、預言書(ネビイーム)が集められ、最後に詩篇から始まるそれ以外のものが並んでいます。この最後のグループ(ケトビーム)の最後に来るのが、歴代誌なのです。ヘブル語聖書は、創世記で始まって、歴代誌で終わるのです。そこで今朝、私たちはこの、旧約聖書の最後の言葉に、今日にまで響き渡る神さまの語りかけを聞き取りたい。ご一緒に、読んでまいりましょう。(続きは音声でお聞きください)