カテゴリー
祈祷会メッセージとお祈りの課題

神の恵みと人の応答 4月1日祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌197 祈りの園生を

参考Youtube

お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌222 罪の深みに

参考Youtube

聖書

異邦人たちはこれを聞いて喜び、主のことばを賛美した。そして、永遠のいのちにあずかるように定められていた人たちはみな、信仰に入った。
使徒13:48

メッセージ

使徒の働きは13章からパウロの宣教活動に焦点をあてます。13~14章がパウロの第一次宣教旅行、15章でエルサレム会議を挟み、15:36~18:22が第二次宣教旅行、18:23~20:38、もしくは21:16が第三次宣教旅行となります。今日開いた13:48はパウロの宣教旅行が始まって、2つ目の居留地、ピシディアのアンティオキアでの出来事です。パウロたちはユダヤ人たちの会堂に入っていき、イエス様が救い主であることを証ししました。パウロたちは宣教旅行の時、まずはユダヤ人たちにイエス様のことを宣べ伝えました。それはユダヤ人たちは旧約聖書に記されている約束の民であり、聖書をよく読み、救い主の到来を待ち望んでいたからです。パウロもまずはユダヤ人たちにこの福音が届けられるべきだと考えていたようです。しかしあるユダヤ人たちはイエス様を信じましたが、あるユダヤ人たちはパウロたちを非難しました。そこでパウロたちは次にユダヤ人以外の異邦人たちにイエス様の福音を宣べ伝えました。異邦人たちもある人はイエス様を信じ、ある人はイエス様を信じませんでした。

イエス様の福音は、良い知らせ、うれしいニュースのはずですが、受け入れる人と受け入れない人がいます。なぜでしょうか。使徒13:48は「異邦人たちはこれを聞いて喜び、主のことばを賛美した。そして、永遠のいのちにあずかるように定められていた人たちはみな、信仰に入った。」と記しています。この言葉の意味を、神様は永遠の昔からある人は永遠のいのちを受ける事ができる人、ある人は受ける事ができない人と捉えることもできます(エペソ1:4-5参照)。しかしこの御言葉の意味を考える時、IIペテロ3:9の「(主は)だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられる」という御言葉も併せて考えなければなりません。神様は全ての人が救われることを望んでおられます。そしてイエス様の十字架によって救いの道を備えて下さいました。イエス様の救いを信じ受け入れる人であればだれでも救われます。しかし信じ受け入れない人々を強制的に救うことはなさいません。そのような意味で、神様は救いを与える人を選んでおられます。ですから神様は救いの道を全ての人に対して開いておられますが、最終的にその道を進むか進まないかは一人ひとりの判断にゆだねられています。進みたくない人は使徒13:46に書かれている通り、「それを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者にして」いるのです。

神様の救いには神様からの恵みによる救いの備えと、それを受け入れるか受け入れないかの人の信仰の応答の2つの面があります。エペソ2:8でパウロは「この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。」と言っています。神様は救いを強制なさいません。また私が信じたから神は私を救わなければならないということでもありません。私たちは神様から述べられた救いの手を、心して受け入れるか、受け入れないかを決めなければなりません。そして多くの人が感謝して受け取るようにと願います。パウロもそのような気持で主の福音を宣べ伝えていた事でしょう。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • イースターのために
  • 小金井教会のために

賛美 新聖歌302 恵みある主

参考Youtube

主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)