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祈祷会メッセージとお祈りの課題

導いて下さった主を 2020年8月5日 祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌337 愛する主よ わが君よ

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お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌275 信仰こそ

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聖書

エジプトは、彼らの間で主が打たれたすべての長子を埋葬していた。主は彼らの神々にもさばきを下された。
民数記33:4

メッセージ

民数記も終わりに近づきました。民数記33章ではモーセがこれまでの荒野の旅を振り返っています。モーセはこれまで神様がイスラエルの民を導いて、荒野で宿営させた場所を記録していました。神様はイスラエルの民を導き、いつ、どこで宿営するのか決めておられました。そしてそれぞれの場所でマナを与えて養って下さいました。荒野での旅は40年に及びましたから、40年×365日=約14,600日分、神様はマナを与え続けて下さいました。そう考えると、神様の恵みはとこしえまでということが納得できます。旅を振り返ることの目的は、神様の恵みの大きさを振り返ることです。

モーセは旅の振り返りの後、民数記33:51-56で、カナンの地に入っていった時には、そこにある偶像崇拝を徹底的に取り除くように教えています。これまでの旅を導き守って下さった真の神様を忘れ、偶像崇拝に陥らないようにするためです。私たち人間は、いとも簡単に良いお方を忘れてしまいます。良いお方よりも、良い事の方に集中しやすいからです。偶像崇拝はイスラエルに対し、良い事として入ってきます。するとイスラエルの民は今まで導いて下さった神様を忘れてしまいます。

偶像はただ文字通り、人間が造り上げたいのちのない物です。物なのですから、神様とは違います。かつてエジプトにもたくさんの神々がいました。エジプトの人々は真の神を信じず、その神々にすがって生きていました。しかし偶像はいのちのない物です。神様はいとも簡単にエジプトの神々を打ち砕きました。10の災いはエジプトを懲らしめ、ファラオの心を変えるためでもありましたが、エジプトの神々に力の無い事を証明するためでもありました。イスラエル人たちは、偶像には力が無い事、いのちが無い事を見て、知っていたのです。ですから、これからカナンの地に入っていく時に、真の神様から離れ、偶像崇拝に陥ってはならないとモーセは語ります。それはあたかも、この40年の旅を逆戻りし、奴隷であったエジプトに帰って行くようなものです。

モーセはこの旅を終えて、カナンの地に入っていくことはできません。モーセの役目はココで終わります。民数記の後は申命記が続きます。申命記はモーセがこれまでの旅を振り返り、イスラエルに改めて神様の律法をせつめいしている書物です。モーセの最後のお別れの説教とも言えます。モーセはイスラエルの民にカナンの地に入ってもなお、神様に従い続けるように教えます。神様こそ、私たちを祝福して下さる良いお方です。今も生きておられ、私たちを愛し、導き、守り、祝福して下さいます。他の良い事や、いのちの無い偶像に惑わされず、神様に従い続けるようにと教えています。私たちも、モーセの言葉に心を留め、神様を信じ歩み続けたいと思います。

 

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために。また困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • 今後の礼拝、祈祷会の導きのため。主の最善が成されるように
  • 小金井教会のために

賛美 新聖歌385 主よ終りまで

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主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)